新垣結衣が初出演!大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる北条義時の初恋相手?八重姫の悲劇

新垣結衣が初出演!大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる北条義時の初恋相手?八重姫の悲劇

  • Japaaan
  • 更新日:2021/07/20
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新垣結衣さんが大河ドラマ初出演ということで話題を加えた「鎌倉殿の13人(令和4・2022年放送予定)」

新垣さんのみならず多彩なキャスト陣に「新撰組!」「真田丸」などでも人気を呼んだ三谷幸喜の脚本とあって、早くも楽しみなファンは少なくないようです。

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さて、新垣さんが演じるのは主人公・北条義時(ほうじょう よしとき。演:小栗旬)の初恋相手となる八重姫(やえひめ)。

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仲睦まじい二人(イメージ)

新垣結衣さんが当てられるくらいだから美女なのは察しがつきます(※容姿について言及している史料はないようです)が、一体どんな生涯を歩んだのでしょうか。

今回はそんな八重姫のエピソードを紹介したいと思います。

頼朝公の「妻」となるも……

八重姫は伊豆国伊東荘(現:静岡県伊東市)を治める豪族・伊東祐親(いとう すけちか)の娘として誕生しました。

この祐親、平治の乱に敗れて伊豆国へ流罪とされた源頼朝(みなもとの よりとも)公の監視役でしたが、京都大番役として上洛している隙を狙った頼朝公が夜這いを決行。

果たして八重姫は頼朝公の子供を孕んでしまい、産まれた男児は千鶴丸(せんつるまる。千鶴御前)と名づけられます。

当時は男性が夜這いをかけて意中の女性を手篭めにし、そのまま夫婦となる事例は少なくなかったものの、何せ頼朝公は流罪人。

「ふざけるな!平家が天下に号令するこのご時世に源氏の(しかも平家に叛逆した)婿をとる位なら、娘を乞食にくれてやった方がまだマシだ!」

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伊藤祐親の銅像。Wikipediaより(撮影:立花左近氏)

三年間の任期を果たして京都から帰った祐親は当然のごとく怒り狂い、玉のように愛くるしい千鶴丸を淵に沈めて殺害。

我が子を殺されて、悲しみ狂う八重姫の姿に胸を痛める祐親でしたが、これも御家の一族郎党を守るためです。

祐親は八重姫に再び悪い虫がつかぬよう、江間小四郎(えまの こしろう)に嫁がせます。江間小四郎とは北条義時の通称ですが、この人物は同姓同名の他人。ここに「義時の初恋相手」という着想を得たのかも知れませんね。

また一説には、我が子を喪い、伴侶と引き裂かれた八重姫は悲歎のあまり入水自殺したとも言われており、物語の序盤で美しくフェイドアウトさせるか、あるいは生き永らえさせて義時との微妙な関係を描き続けるのか、その辺りも大河ドラマの見どころとなるでしょう。

終わりに

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入水自殺を遂げる八重姫(イメージ)

その後、祐親は頼朝公に討手を差し向けますが、八重姫の兄である伊藤祐清(すけきよ)が頼朝公を北条時政(ときまさ)の元へと逃がします。そして時政の娘である北条政子(まさこ)と結ばれることになるのですが、それはまた別のお話し。

現在、静岡県伊豆の国市には八重姫を祀った真珠院、伊東市には頼朝公が八重姫と逢瀬を重ねた音無神社、そして千鶴丸を祀った最誓寺など、八重姫ゆかりの史跡が多く残されており、今も彼女を偲ぶ人々が訪れると言います。

※参考文献:
伊東まで『八重姫 千鶴丸考』歴史図書社、1971年1月
関幸彦ら編『源平合戦事典』吉川弘文館、2006年11月

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