ブランド品のリユースショップ最王手「コメ兵」で、鑑定士を務める小上馬舞さん。
もともとブランド品には、興味がなかったという小上馬さん。入社して7年、モノを大切に使うことで、いつまでも愛用できるということを鑑定を通して知りました。

小上馬さんのモノの扱い方や、スイッチの切り替え方などに迫りました。
「お買い物の選択肢の1つに、リユース品が当たり前に選ばれるような世の中に、変えていきたい」と願う小上馬さんの“セブンルール”とは?

ルール①:仕事中は必ずポニーテール
「コメ兵」では、日々高級ブランドの商品が次々と売買されます。
小上馬さんは、出社するとすぐに髪を結び、ポニーテールにします。
「お客さんから『この人にお願いしてもいいな』と思ってもらえるように」と見た目に気を使っているのと、髪を上に持ち上げることで気合いも入るそうです。
ルール②:モノは壊れるまで使い続ける
バッグを鑑定するときには、ロゴの刻印を確認するためのルーペと、サイズを正確に測るためにメジャーが必需品となります。
物持ちのいい小上馬さんは、ルーペは入社以来7年ほど使っており、「壊れるまでは使い続ける」といいます。
他にも、プラダの定期入れは9年ほど使っており、財布はバッグの中で傷つかないようにポーチに入れるなど、モノを大事にしています。

長く使っているモノについて、スタジオの長濱ねるさんは「小学6年生から履いているコンバースがあって、靴紐も片方ちぎれてるくらいなんですけど。自分のだから“雑に使えるうれしさ”みたいなのはあります」とコメント。
YOUさんが「小学6年生から足の大きさ一緒なの?すごいね!」と、違うポイントに驚きました。

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ルール③:教材は海外セレブのインスタ
査定ミスを防ぐため、情報のアップデートは欠かせないという小上馬さんには、休憩時間に行っているルーティンがあります。
それは、海外セレブのインスタグラムのチェック。
インスタグラムには、世界中のコレクターたちが、珍しいモデルのブランド品をアップしているそうで、彼女にとってそれは貴重な資料になっているそうです。
ルール④:リフレッシュは“ゼルダ”のリンゴ拾い
経験を積んだ今でも仕事で失敗し、落ち込んでしまったときには、自宅でゲームをしてリフレッシュ。
ゲームの世界を自由に冒険できる「ゼルダの伝説」で、リンゴをひたすら拾います。
査定しているときは集中するため、無心でリンゴを拾うのが楽しいそうです。
スタジオでは、「無心になれるものは?」というトークテーマに。「永遠に韓国ドラマを見る」というYOUさんは、「1日12話とか見ちゃいます」と告白。

長濱さんは「あまり言わない方がいいかもしれないけど、ゲームで自分が殺人鬼になって、人を吊るしまくるっていう…」と発表。そのゲームでは、いろんな殺人鬼になれるそうで、本谷有希子さんから「何の武器を使うの?」と質問されると、「私は毒ガス」と答えました。

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ルール⑤:鍋料理のときはバッグにビニール袋をかける
小上馬さんは、今年2月に「コメ兵」の同期で、洋服の鑑定士・塁さんと入籍しました。
この日の夕飯はキムチ鍋。鍋が完成し、火を付ける前には、自宅にあるバッグ1つひとつにビニール袋をかけます。
理由について小上馬さんは、「(室内に)湿気がこもったりして、それがバッグを変色させたりしてしまうので、重要な作業だと思います」と明かしました。

ルール⑥:買い物は2度目に買う
この日は夫と、新居に置く家具を選びに出掛けました。
いくつかの店を2時間見て回るも、何も買わずに帰宅。
その時の衝動で買ってしまうと後悔することもあるため、何日か考えた上で「本当に欲しい」と思ったものだけを買うそうです。
スタジオでは、青木崇高さんが「洋服を買いに行って、3着買っても2着目までが良くて、1着を後悔することがある」と語ると、尾崎世界観さんは「その2着をより引き立てるための3着っていう考え方もあるのかな?」と分析。
青木さんは「すごいな…」と驚き、YOUさんは「やめてよ、観くん(※尾崎さんのあだ名)、そんなポジティブな!」と笑わせました。

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ルール⑦:どんなバッグでもマイナスは言わない
小上馬さんが鑑定士として1番大切にしていることは、お客さんが持ち込んだ商品に使用感があったとしても「長い間ご愛用されてきたんですね」と、マイナスなことは言いません。
「思い出が詰まったモノを売る」というのは、お客さんにとってまだまだハードルの高い文化。
だからこそ小上馬さんは、「コメ兵」に足を運んでくれた人に対し、最大限に真心を込めて対応します。
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ドラマや映画、CMに引っ張りだこのフードコーディネーター
6月28日(火)放送の『セブンルール』は、フードコーディネーター・住川啓子さんに密着。
ドラマや映画、CMに引っ張りだこのフードコーディネーター、住川さん。これまでに携わった作品は500本以上。食べる人への気遣いがあふれた料理で、おいしく見せることはもちろん、「みんなの印象に残るものにしたい」と味にもこだわりを持ちます。尽きることのない探求心と類まれな発想力で、独自の一品を生み出す住川さんの7つのルールに迫ります。
フジテレビュー!!編集部