西田ひかる「ベスト」か「チョッキ」か日本語に迷ったことも...アメリカから帰国して感じたホームシック

西田ひかる「ベスト」か「チョッキ」か日本語に迷ったことも...アメリカから帰国して感じたホームシック

  • CHANTO WEB
  • 更新日:2022/06/23

0歳から中学1年生までアメリカ・カルフォルニアで過ごした西田ひかるさん。その後、日本に帰国し、15歳で芸能界にデビューしました。しかし、長い海外生活で英語が言語のベースとなっていたこともあり、日本での生活には戸惑いがあったとか。10代で芸能界に入り、どんな景色が待ち構えていたのでしょう。

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カリフォルニアで育まれた性格「アウトゴーイングって言うのかな」

── 西田さんは幼少期、ずっとアメリカで暮らしていらっしゃったんですよね。

西田さん:

生後10ヶ月から中学1年生まで、カリフォルニアの学校に通っていました。もちろん、長期休暇では日本に帰ってきていたんですけど、ベースはアメリカでしたね。

── どんなお子さんだったんですか?

西田さん:

気候も良くて学校の環境も明るくて、毎日楽しく過ごしていましたね。勉強させられたという記憶もなく、のびのびと明るく育ったんだなって、自分でも思います。

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アメリカでのびのび育ちました。

── そのころの性格が今もベースにあるな、というのは感じられますか?

西田さん:

アウトゴーイングって言うのかな。当時から、あんまり人からどういうふうに見られているか意識していなかったです。恥ずかしがらずに何でもやりたがる子でしたね。

母はたくさんの人と関わりを持ったほうがいいという考えで、習い事はたくさんさせてくれました。プールやバスケ、日本舞踊、ピアノ、フルート……本当にいろんなことをしていました。でも、結局学校がいちばん楽しかったです(笑)。

「ベスト」か「チョッキ」か

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習い事もたくさんしたと語る西田さん。

── 中学1年生のときに日本に戻られて、アメリカンスクールに?

西田さん:

帰国する1~2年前から、当時の文部省の相談センターにも相談して、私に合う学校を探していたんです。でも、ピアスも開けて、パーマもかけていたので、日本の学校に行ったら英語が得意なだけにいじめられるかもしれない、と言われて。

それに、日本語もすごくたどたどしかったし、日本の学校に行ってもせっかく身についた英語が中途半端になってしまいそうで。それなら、英語をもっと伸ばそうということで、アメリカンスクールに決まりました。

ただ、私自身は特に希望があったわけではなく男女共学がいいのと、制服が嫌だと言ったぐらいですね。

── じゃあ、ちょっとアメリカとのギャップはさほど感じずに?

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中学生の時に日本に帰国しました。

西田さん:

真夏にカリフォルニアから日本に帰ってきたんですけど、お天気が違うのは精神的に堪えました。カラッと暑くて朝晩は涼しいカリフォルニアに対して、日本は一日中ジメジメ暑い。電車で1時間半ぐらいかけて都内の学校に通っていたんですが、満員電車に乗って通学することにもストレスを感じて、逆ホームシックにもなりました。

でも、アメリカンスクールでは似たような環境の友達もたくさんいたので、救われたかな、って思います。

── ということは、日本人ばかりの社会に入ったのはどのタイミングですか?

西田さん:

芸能界デビューした15歳くらいからでしょうか。それまでは、日本語で話すのは家族だけだったんです。だから、同い年の人と話したいけど、日本語でどうやって話せばいいのか分からなくて。たとえば、「ベスト」のことを「チョッキ」って言っちゃったり、そういう小さなところの違いにも、ストレスになっていました。

── ちょっとしたニュアンスの違いが分かりにくいことってありますよね。

西田さん:

ただ、元々根が明るい方なのか、どちらかというと人とお話をするのが好きなんです。仕事をしながら、現場のスタッフさんとか他の出演者と話をしているうちに、なんとなく馴染んでいきましたね。カリフォルニアでも、人と臆せず話せたのが、今思うと良かったのかもしれません。

周りの環境や事務所のサポートもあってなじんでいきました。ありがたいですね。

PROFILE 西田ひかるさん

西田ひかる。1972年生まれ。女優、歌手。1988年に『フィフティーン』でレコードデビュー。以後、歌手活動のほか、多くのテレビドラマ、ミュージカル、舞台に出演。代表曲に『ときめいて』、『人生変えちゃう夏かもね』」、『pure』、『空色』などがある。2002年に結婚し、現在は2児の母。西田ひかるマキシシングル「Just Lovin'」、山野楽器 銀座本店ほかで発売中。インスタも毎日更新中。

取材・文/ふくだりょうこ 撮影/井野敦晴

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