
高知県宿毛市の県立幡多けんみん病院に勤務する男性看護師が、18日、酒気帯び運転の疑いで摘発されていたことがわかりました。
県警によりますと、18日午前10時40分ごろ、黒潮町下田の口の町道で、軽自動車(軽四貨物自動車)が一時停止違反したのを、パトロール中のパトカーが発見しました。運転していたのは、幡多けんみん病院に勤務する60歳の男性看護師で、警察官が車を停止させ話を聞いていたところ、男性看護師から酒の匂いがしたということです。このため警察官がアルコール検査を行ったところ、男性看護師の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで摘発しました。
男性看護師は警察の調べに対し、酒を飲んで運転したことを認め、「自宅でビールと焼酎を飲んだ。車で実家に向かっていた」と話しているということです。
幡多けんみん病院を管理する高知県公営企業局の笹岡浩局長は「職員に対しては従来から折に触れ飲酒運転等の根絶など、交通法規の遵守については注意を喚起してきましたが、今回、職員が酒気帯び運転により検挙され、県民の皆様の信頼を損なう事態を招きましたことについて、深くお詫び申し上げます。今回の事案につきましては、事実確認を行ったうえ、厳正に対処してまいります。今後、このようなことがないよう、交通法規等の遵守はもちろんのこと、職員の服務規律の徹底を行ってまいります」とコメントしています。