まるで宮島!広島の海中鳥居と周辺の見どころ

まるで宮島!広島の海中鳥居と周辺の見どころ

  • LINEトラベルjp
  • 更新日:2020/11/21
No image

まるで宮島!広島の海中鳥居と周辺の見どころ

全国各地には海に浮かぶ海中鳥居があり、SNSで話題になっていますが、広島県内のものは形や色が宮島の厳島神社に酷似しているのが特徴。数々の映画ロケ地になった岩子島厳島神社はまるで宮島のような大きな海中鳥居を誇り、稲荷神社は陸側にも沢山の鳥居が建ち並び、浦崎の厳島神社の鳥居は陸からの距離があるため、景観が優れています。これらの神社の近くには景勝地もあり、SNS映えする写真を撮ることができます。

岩子島が宮島になっていたかも「岩子島厳島神社」

No image

写真:春野 公比呂

尾道市のしまなみ海道・向島の西に橋で繋がった周囲7.5kmの岩子島(いわしじま)は、平清盛が海中鳥居を擁する社殿の建立にあたり、造営地を宮島とどちらにするか思案した島です。そういう経緯から、岩子島厳島神社の海中鳥居はひときわ大きく、威容を誇っています。

No image

写真:春野 公比呂

そんな鳥居ですが、波打ち際よりもかなり内陸側にあるため、支柱が海中に没するのは潮位が3mを超える大潮の満潮時のみです。しかし潮位が低い時でも石灯籠は下部が海没していることが多く、独特の雰囲気を醸しています。

No image

写真:春野 公比呂

鳥居のスケール感を出す写真を撮るには、北の堤防の端から撮影するのが一番なのですが、そこにはヤブに覆われた廃屋があります。老朽化による崩壊が著しいのですが、これは2005年に公開された映画「男たちの大和」で、松山ケンイチ演じる海軍特別年少兵、神尾克己の実家として使用された建物なのです。松山ファンは必見。

<岩子島厳島神社の基本情報>
住所:広島県尾道市向島町岩子島1944
電話番号:0848-36-5495(尾道観光協会)
アクセス:しまなみ海道・向島ICより車で20分

道路から階段で海中へ「稲荷神社」

No image

写真:春野 公比呂

三原市須波の稲荷神社社殿前には朱色の鳥居が建ち並び、横には摂社の祠がいくつも祀られており、狭い境内でも威厳があります。それらの鳥居越しに堤防の外側に建つ海中鳥居も見えており、写真の撮り方によっては異空間のようにも映ります。

No image

写真:春野 公比呂

神社向かいの堤防からは海中に向けてコンクリートの階段が下りており、その先に境内の鳥居より一際大きな海中鳥居が建っています。
この鳥居と神社が一年で最も賑わうのは元旦。鳥居の中から初日の出が昇ってくるため、皆、それを拝むのです。

<稲荷神社の基本情報>
住所:広島県三原市須波1丁目1-1
アクセス:JR呉線須波駅から徒歩5分

No image

写真:春野 公比呂

稲荷神社は筆影山(311m)の麓にあるのですが、この山頂からの景色はかつて「瀬戸内海随一の美しさ」と言われ、瀬戸内海に発生する雲海のような海霧の展望所としても推奨されていました。山頂周辺の木々がやや展望を邪魔している今日でも、すぐ下にある展望園地からは多島美のパノラマが広がっています。

<筆影山の基本情報>
所在地:広島県三原市須波町
電話番号:0848-67-6014(三原市観光課)
アクセス:JR呉線三原駅より車で20分

周囲の景観が抜きん出ている浦崎の「厳島神社」

No image

写真:春野 公比呂

尾道市浦崎町にある厳島神社の海中鳥居は、堤防からの距離があり、また、周囲はあまり波も立たず、背景には山々の緑が映るため、景観は非常に優れています。
境内から道路に面した鳥居を見ると、その鳥居から堤防外の石灯籠、海中鳥居が一直線に並んでいます。

写真:春野 公比呂

波が立たないため、時間帯によっては堤防付近の海面が水膜を張ったような景観になり、海の美しさも引き立ちます。

<厳島神社の基本情報>
住所:広島県尾道市浦崎町
電話番号:0848-36-5495(尾道観光協会)
アクセス:JR福山駅や備後赤坂駅からトモテツバス早戸線或いは、松永駅から同バス沼南線のそれぞれ「満越」行きに乗車し、「厳島神社前」降車。

No image

写真:春野 公比呂

浦崎町には海岸沖の景勝が他にもあります。それは浦崎島の「沖ノ観音」です。猫の額ほどの島には、城壁のような石垣と城の天守閣のように見える観音堂があるのですが、大潮の干潮時には陸続きになることから、「尾道のモンサンミッシェル」と呼ばれているのです。

<沖ノ観音の基本情報>
住所:広島県尾道市浦崎町
電話番号:0848-36-5495(尾道観光協会)
アクセス:「満越」行きのトモテツバス早戸線或いは沼南線に乗車し、「浦崎中学校前」降車、徒歩7分ほど

周辺には景勝地多し!

No image

写真:春野 公比呂

宮島のような鳥居を擁する各神社は宮島同様、周辺には景勝地が他にも各種あります。岩子島の中心部から厳島神社に向かうには、東西に走る道路を西進します。道中にある、映画「ふたり」のロケ地の一つ「浜之浦トンネル」はしまなみ海道のトンネル中、最も映画やCMのロケに適している、と言われています。それはトンネル出口から海の景色が現れ、それが徐々に視界いっぱいに広がってくるからです。

<浜之浦トンネルの基本情報>
住所:広島県尾道市向島町岩子島
電話番号:0848-36-5495(尾道観光協会)
アクセス:岩子島厳島神社から徒歩10分ほど

No image

写真:春野 公比呂

稲荷神社背後の筆影山からの展望は「瀬戸内海随一」ではなくなったものの、その南西に位置する葉田竜王山(445m)からは、しまなみ海道の10橋のうち7つの橋や四国山地まで遠望できることから、“新たな瀬戸内海随一の展望の山”としてアピールされています。

<葉田竜王山の基本情報>
住所:広島県三原市沖浦町
電話番号:0848-67-6014(三原市観光課)
アクセス:筆影山から車で10分ほど

No image

写真:春野 公比呂

浦崎島が陸続きになる日は限られていますが、浦崎町内には年中干潮時に陸続きになる小島があります。島の形から「くじら島」とも呼称される手城島です。香川県小豆島のエンジェルロードのように、カップルや夫婦で陸繋道を歩く姿もよく見られ、絵になります。

<手城島の基本情報>
住所:広島県尾道市浦崎町
電話番号:0848-36-5495(尾道観光協会)
アクセス:山陽自動車道・福山西ICから車で40分ほど。或いはしまなみ海道・向島ICから車にて30分ほどで歌桟橋、乗車したまま歌戸運航の渡船に乗船して数分、戸崎に渡り、5分ほど

他の海中鳥居とは一味違う!

全国各地に海中鳥居はありますが、完全に宮島のような鳥居はなかなかありません。朱色の鳥居は海の青によく映え、支柱は安定感があり、それも景観の良し悪しに関わってきます。波も景観に影響を与えますが、稲荷神社の鳥居に当たる波は荒々しく、階段に立っていても波しぶきがかかるほど。浦崎の厳島神社周辺の海は対照的に凪いでおり、穏やかな気分になります。岩子島厳島神社の大鳥居の波はその中間位。

各神社周辺の景勝地を二ヶ所ずつ取り上げましたが、それはごく一部に過ぎず、まだまだ他にも景勝地はあります。岩子島やその隣の向島はロケ地の宝庫であり、看板が設置されているロケ地や、ロケセットがそのまま保存されているものもあります。
また、本土の須波と岩子島に挟まれた海域には、佐木島や小佐木島、細島といった定期船が渡る島もあるため、それらの島から本土の筆影山やしまなみ海道の各島を眺望すると、また違った感動があることでしょう。

2020年11月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。

関連MEMO

岩子島 厳島神社(外部リンク)

筆影山・竜王山(外部リンク)

浦崎町道越の厳島神社(外部リンク)

沖の観音(外部リンク)

浜ノ浦隧道(外部リンク)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加