「一粒万倍日」と「大安」が重なる“パワフルデー”はいつ? 年末ジャンボ宝くじ販売 12月は縁起の良い日ラッシュが

「一粒万倍日」と「大安」が重なる“パワフルデー”はいつ? 年末ジャンボ宝くじ販売 12月は縁起の良い日ラッシュが

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  • 更新日:2023/11/21
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2023年年末ジャンボ宝くじ、年末ジャンボミニが発売開始(写真はイメージ)【写真:写真AC】

2023年の「年末ジャンボ宝くじ」と「年末ジャンボミニ」が11月21日(火)、全国で発売開始されます。今年も、年末ジャンボ宝くじは1等と前後賞を合わせて最高10億円、年末ジャンボミニは同5000万円と夢が膨らみます。一年の終わりの一大イベントで“一獲千金”を狙うなら、縁起が良いといわれる日に購入して弾みをつけたいところ。12月22日(金)までの販売期間のうち、暦の上で「吉日」といわれる日をピックアップしました。

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一粒万倍日は全7日 12月初旬は4日連続の吉日ラッシュ

宝くじ購入の吉日として、広く知られるようになった「一粒万倍日」。日の吉凶を表す「選日(せんじつ)」のひとつで、事の成功を願う「事始めの日」として言い伝えられてきました。近年は著名人をはじめ、この日に婚姻届を提出する人も増えています。

もともとは「一粒の籾(もみ)をまいておけば、万倍にも実り、輝く稲穂となって返ってくる日」との意味。そのことから、この日起こした小さなアクションが将来、何倍にも膨らんで戻ってくると信じられ、宝くじや財布などを購入するのに最適な日といわれるようになりました。

一粒万倍日の定め方には諸説ありますが、一般的には二十四節気と十二支の日付の組み合わせで決まります。同じく選日のひとつに、何をやってもうまくいかない凶日「不成就日」もあり、縁起が良い日でも不成就日と重なった場合は避けたほう良いとの説も。そのため、ここでは「不成就日」を除いた吉日を紹介しましょう。

2023年の年末ジャンボ宝くじの販売期間中、一粒万倍日は全部で7日。しかも12月5日から8日まで吉日ラッシュが続きます。

○販売期間中の一粒万倍日11月23日(木)12月5日(火)12月6日(水)12月7日(木)12月8日(金)12月19日(火)12月20日(水)

十二支の日取りで狙うなら寅の日と巳の日

古い暦では、各日に十二支が割り当てられています。なかでも「寅の日」と「巳の日」はお金に縁起がある日といわれ、宝くじを買うのに好まれる日。理由は、トラは「千里を行って千里を帰る」ことからお金を呼び戻してくれること、ヘビは金運の神様である「弁財天の遣いである」と考えられたことに由来します。選日の不成就日を除いた、販売期間中の寅の日、巳の日はそれぞれ次の通りです。

○販売期間中の寅の日11月28日(火)12月22日(金)

○販売期間中の巳の日12月1日(金)12月13日(水)

大安と重なる“パワフルデー”とは

続いて、吉日の代表的存在「大安」を見ていきましょう。大安は「六曜(ろくよう)」または「六輝(ろっき)」という暦に基づいたもので、終日何をしても良いことにつながると信じられてきた“大吉の日”です。江戸時代半ば頃から急速に広まりました。暦は異なりますが、選日の不成就日を除いた、販売期間中の大吉の日をピックアップします。

○販売期間中の大安11月26日(日)12月8日(金)12月13日(水)12月19日(火)

以上から、今年の年末ジャンボ販売期間中に大吉と重なる縁起の良い“パワフルデー”として、次の3日が挙げられます。

○一粒万倍日と大安が重なる日12月8日(金)12月19日(火)

○巳の日と大安が重なる日12月13日(水)

信じる、信じないは個々の価値観によりますが、古くから伝わる吉日に縁起を担ぎ、行動のきっかけにしてみると、また違った発見があるかもしれません。

【参考】「日本人のしきたり」飯倉晴武編著(青春出版社刊)「こよみを使って年中行事を楽しむ本2023」(神宮館刊)「日本のしきたり絵事典 衣食住から年中行事まで」武光誠監修、深光富士男著(PHP研究所刊)国立国会図書館ウェブサイト「日本の暦」第三章 暦の中のことばhttps://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/index.html

鶴丸 和子

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