
試合前、ファーストピッチに臨む読売ジャイアンツ(女子)の島野愛友利(撮影・渡辺大樹)
(セ・リーグ、阪神―巨人、6回戦、26日、甲子園)今季から本格始動した巨人女子チームの島野愛友利投手(19)が始球式に打者として参加し、「改めて甲子園は良い場所だなと思いました」と実感を込めた。
兵庫・神戸弘陵高時代にエースとして全国制覇した島野は、阪神女子チームのバッテリーとともに登場。「すごい貴重な機会をいただいた。マウンドは試合で立てればうれしい」と振り返った。
巨人と阪神の女子チームは7月22日と29日に交流戦2試合を行う。女子チームによる初の伝統の一戦。島野は「今から歴史を作っていかないといけない。それに値するような試合を見せたい。それを見ている小さい女子選手がいると思う。そうした子たちが、この舞台を目指すきっかけになればいい」と自覚をにじませた。