バツイチで三姉妹の子持ちママのリコさんは、同じくバツイチのケチ男と籍を入れずに暮らして事実婚状態でした。しかし、マッチングで出会ったミホと浮気したケチ男は、リコさんへ一方的に別れを告げ、家を出て行きました。ところが、同棲して数週間でミホが嫌になったケチ男は、ミホと別れて同棲は解消。リコさんがケチ男の会社を辞めて独立していたこと、従業員たちはすでに知っていたことを初めて弁護士から聞いたケチ男。「俺の会社どうなるの！？」激しく動揺するケチ男へ弁護士はさらに他の従業員も退職する可能性があると伝えました。すると……「何でそんな勝手なことするんだ？俺は聞いてないし、退職金も払わないぞ」ケチ男から脅しのような最低発言が飛び出したのです！
弁護士からリコさんが辞めた理由について心当たりがないか問われても、無言になるケチ男。
「俺は慰謝料も払って償いはしたのに、意味がわからない！ こんなの不当だ！」
ブチ切れするケチ男ですが、弁護士から冷静にミホからの嫌がらせの件について問われると、自身の過ちに初めて気づきました。
しかし、ケチ男が反省しても時すでに遅く……リコさんは退職金を受け取るつもりも、ケチ男と連絡を取るつもりもないと弁護士から告げられてしまい……？
別れた夫は会社経営もプライベートもうまく行かなくなり…
ケチ男の会社の顧問弁護士は、リコさんの会社の顧問弁護士となり、リコさんの会社は順調なスタートを切ることができていました。
ある日、弁護士との会話のなかでリコさんはケチ男の近況を耳にしました。
以前リコさんがしていた事務作業を外部へ委託したことで経費が膨らみ、ケチ男がイライラして会社の空気が悪くなり……その結果従業員が辞めてしまい、今はケチ男ひとりで会社を回していると言うのです。赤字続きで車も替え、勢いがなくなったケチ男は、誰にも相手にされない外見になっているのでした……。
ケチ男がミホと付き合って周りが見えなくなっていたころ、リコさんが担っている仕事は外部に委託できる＝辞めても支障はないと言っていました。しかし、実際に辞められると会社は回らなくなり、ケチ男は従業員にも見捨てられました。ケチ男に散々傷つけられたリコさんですが、これでようやく反撃できた感じがしますね！
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著者：マンガ家・イラストレーター マチ
ベビーカレンダー編集部
