いよいよ大詰め九州場所 サラブレッド同士の戦いは王鵬が豊昇龍を倒しトップに並ぶ

いよいよ大詰め九州場所 サラブレッド同士の戦いは王鵬が豊昇龍を倒しトップに並ぶ

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2022/11/25
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◆大相撲九州場所12日目(24日・福岡国際センター) ○王鵬 はたき込み 豊昇龍●

場内を思わずどよめかせた王鵬の会心相撲。豊昇龍を土俵に沈め、初の2桁勝利を手にするとともに、自力で優勝戦線の主役の座に返り咲いた。

立ち合いで両者が頭から当たった重たい音が響き渡った。圧力が上だったのは格下の王鵬。さらに左足を一歩踏み込んで前に出た。慌てた豊昇龍が反撃しようと動いたところをいなし、左に回り込みながらのはたきがきれいに決まった。

「引いてしまいましたが、めちゃくちゃいい立ち合いができました」。優勝争いを引っ張ってきた勢いのある関脇に土をつけた満足感があったのだろう。「小さい頃から夢見ていた上位の土俵で相撲を取れてうれしい」と喜びに浸る。

豊昇龍とは同学年。そして初土俵も同じ2018年初場所だった。さらに豊昇龍の叔父が優勝25度の朝青龍で、王鵬の祖父は同32度の大鵬だ。横綱を身内に持つ両力士は、周囲から何かとライバル視される。

しかし、関脇と幕内下位の番付差から「すごいなといつも見ています」と王鵬にはまだ見上げる存在だ。この日も胸を借りるつもりで飛び込んだ思い切りの良さが白星につながった。

2敗で高安を加えた3人が並んだ。賜杯の行方はまだ分からないが、結果に関係なく、王鵬にとってこの経験が成長の糧になるはずだ。(安田栄治)

西日本スポーツ

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