昔なつかしいルーレット式おみくじ器が話題 人気の秘密をメーカーに聞いた

昔なつかしいルーレット式おみくじ器が話題 人気の秘密をメーカーに聞いた

  • しらべぇ
  • 更新日:2021/01/12
No image

(写真提供:北多摩製作所)

厚生労働省によると、喫茶店業界の市場規模は安定しており、ここ20年は業界全体の年間売上が約10億円から12億円と横ばい状態だという。一方で喫茶店数は2008年度の約29万件をピークに2017年度は約20万件に大きく減少した。

そんな中、以前は多くの喫茶店に置かれていた「ルーレット式おみくじ器」が話題を呼んでいる。

■NHKの朝ドラにもたびたび登場

このルーレット式おみくじ器を全国で唯一製造しているのが、1962年創業の北多摩製作所(岩手県滝沢市)だ。もともと金属加工業者だが、約40年前から副業として、おみくじ器の製造を始めたという。

すると、またたく間に全国の喫茶店等に置かれる大ヒットとなり、同社進藤取締役は「ピーク時には、何十万台という生産を誇っていた」と話す。また、NHKの連続テレビ小説の撮影にも度々使用されている。

■10年前から通販開始

おみくじ器に100円を入れて、レバーを回すとロール状のおみくじが飛び出してくる。それとともに上部のルーレットが動き出す。大吉などとともに、星座や止まった番号でも占うこともできる仕組みだ。

No image

(写真提供:北多摩製作所)

約20年前まではリース契約のみで販売は行っていなかったが、10年前から個人も含めた通信販売(税込8,800円)を始めた。現在は年間2,000個程度をコンスタントに販売している。

関連記事:ローソンの『鬼滅の刃』一番くじ 購入時に注意すべきことは…

■なかなか回せなかった世代も

喫茶店のコーヒー1杯100円の時代から、おみくじの料金もずっと同額。そのため、特に50代以上の世代ではなかなか回すことができず、親に頼んでも断られた経験を持つ人たちが多い。

そのため購入者からは、「大人になった今、やっと回せるとようになってうれしい」といった声が多くあがっているという。

また、ラーメン店店主からは「うちでは大吉が出たらギョーザをサービスしているため、常連さんが楽しんで毎回おみくじを引いている。結果として売上が30%アップした」といった喜びの声も。

■市の通販サイトで人気ナンバーワン

滝沢市の公式ネットショップ「チャグまるしぇ滝沢」でも販売されており、12日現在サイト上で人気ナンバーワンとなっている。また、滝沢市のふるさと納税返礼品にもなっており、ふるさと納税サイトでは人気ランキング第3位につけている。

同市のふるさと納税担当者は、「話題となって市内の業者が潤い、また市の税収アップにつながることはうれしい限り」と述べた。

・合わせて読みたい→高嶋ちさ子、息子は「はずれくじ」発言がネットで波紋 批判の声も

(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加