神様たちの力比べにナットク!愛知内海「つぶてヶ浦」の絶景

神様たちの力比べにナットク!愛知内海「つぶてヶ浦」の絶景

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  • 更新日:2020/10/17
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神様たちの力比べにナットク!愛知内海「つぶてヶ浦」の絶景

知多半島内海といえば白砂のビーチで有名ですが、1kmほど南に伊勢神宮を遥拝する鳥居が立つビーチがあります。鳥居の周囲の大小の岩の来歴を伝える民話から、つぶてヶ浦と呼ばれています。つぶてヶ浦に散らばる岩は対岸から神様たちが力比べで投げたと伝わっています。そして、伊勢地域とつぶてケ浦の岩石は同質な上、近くには伊勢山と呼ばれる地域も。驚きの民話と共につぶてヶ浦の絶景をご紹介します。

つぶてヶ浦とは

写真:Mizuki Yoshi

つぶてヶ浦は伊勢湾を望む海岸に鳥居が立つとてもシンプルな観光スポット。ところがここに伝わる民話を知ると、見る角度や時間帯によって壮大な物語の景色を楽しむことができるのです。鳥居前に鎮座する巨石、この石の来歴は後ほどご紹介しましょう。

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写真:Mizuki Yoshi

鳥居の正面は伊勢ですが、すこし左に視線をふれば、鳥羽方面から、神島(写真の岩の上に写る島)を望み、渥美半島の先端から知多半島先端まで見渡すことができます。神島の横には伊勢湾に出入りする大型船が必ず通過する伊良湖水道があり、様々な船が頻繁に通る船舶銀座になっています。

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写真:Mizuki Yoshi

つぶてヶ浦は、知多半島で人気ナンバーワンのビーチリゾートで天然温泉がある「内海海岸」のわずか1km南です。内海海岸は、遠浅、美しく細かい白砂が人気で、微細な砂で砂時計を作ることから「砂時計の町、砂浜につづく二人の足あと・・・」のキャッチフレーズでも知られています。つぶてヶ浦も内海海岸同様に、粒の細かい白砂と遠浅な海、透明な水に恵まれたリゾート海岸です。

つぶてヶ浦に伝わる壮大な民話とは

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写真:Mizuki Yoshi

鳥居前の巨岩、水しぶきと共に「ドッドーン!」と大地を揺らして落ちてきたように見えませんか?つぶてヶ浦にはとてつもなく壮大な民話が伝わっています。それは伊勢の神様たちが小石を投げて対岸まで届くか力比べをしたというもの。

まず、1番目に投げたのは万旗豊秋津姫命(よろずはたとよあきつひめのみこと)。この神様は、天照大神(あまてらすおおみかみ)に仕える機織りの女神です。小石(つぶて)は対岸まで届かず伊勢湾に散らばってしまいました。次に伊勢神宮内宮に鎮座する御祭神、天照大神が石を投げると海岸を超え背後の山まで届いたそうです。

3番目、天手力男命(あまのたぢからおのみこと)が投げたのが写真の巨石!この神様は、天照大神が隠れた天の岩戸をこじあけた力持ちです。見事つぶてヶ浦の海岸に届きました。

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写真:Mizuki Yoshi

最後にひとつかみの小石をなげたのが、豊受大神(とようけのおおみかみ)。天手力男命が投げた巨石の周りにバラバラと落ちたのです。豊受大神は、伊勢神宮外宮に鎮座する御祭神で、衣食住や産業の守り神。神様たちが投げた小石(つぶて)がたくさん落ちていることから、この地がつぶてヶ浦と呼ばれ、伊勢神宮を遥拝する位置に鳥居が建っているのです。

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写真:Mizuki Yoshi

万旗豊秋津姫命と天照大神が投げたと言われる小石は見ることができませんが、民話によれば鳥居の前後に落ちています。天手力男命と豊受大神が投げた石は鳥居の前や周囲に眺めることができます。

石は対岸の伊勢と同じ組成だと言われ、ここからもう少し南の豊浜地区には伊勢山と呼ばれる地域もありますよ。不思議で壮大な民話に思いをはせながら伊勢神宮に向かって遥拝してみてはいかがでしょう。民話に登場する神様から御利益やパワーがいただけるかもしれません。

どの時間帯に行くべきか

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写真:Mizuki Yoshi

鳥居前の巨石はいつでも見ることができますが、それ以外の岩は潮の干満によって見え方が異なりますよ。民話にちなんでたくさんの石の風景を見たい方は、内海地区の潮汐表を確認して大潮か中潮くらいの干潮時に訪れることをオススメします。お昼前後の時間帯になるでしょう。ちなみに、1枚目の写真は満潮に近い時間帯、この写真は中潮の干潮時です。

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写真:Mizuki Yoshi

雄大な伊勢湾、神島や渥美半島が眼前に広がるつぶてヶ浦では、岩の見え方は異なりますが、潮の干満や時間帯によらず絶景を堪能できますよ。

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写真:Mizuki Yoshi

自動車の方には国道247号のつぶてヶ浦への南側の入り口から50mほど南にかなり大きな無料駐車場(写真)があります。存分に絶景を楽しんでください。

つぶてヶ浦の基本情報

住所:愛知県知多郡南知多町大字内海小桝96
アクセス:自動車は、南知多ICから内海方面へ約10分、国道247号を南(左)に入りすぐにつぶてヶ浦駐車場。公共交通機関は、名鉄内海駅から海ッ子バスで約6分、つぶてヶ浦バス停で下車し、徒歩2~3分。時刻表は関連MEMO参照ください。

2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

関連MEMO

南知多町海っ子(コミュニティバス)時刻表(外部リンク)

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