
加藤浩次と中山美穂(画像は『人生最高レストラン』公式ツイッター「『jinseisaiko1』より)
5月7日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)には、“ミポリン”の愛称で80年代を風靡した中山美穂(52)が出演。工藤静香(52)、南野陽子(54)、浅香唯(52)と共に“アイドル四天王”と呼ばれていた中山が、トップアイドルの実情を明かした。
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「MCを務める極楽とんぼの加藤浩次さん(53)や“常連客”のサバンナ・高橋茂雄(46)はまさにリアルタイム世代で、大興奮でした。ちなみに同番組で“女将”の島崎和歌子さん(49)が芸能界入りしたキッカケは、中山さんに憧れたからだったことが冒頭に明かされました」(専門誌記者)
中山は13歳当時に友人と原宿でスカウトされ、翌85年に『毎度おさわがせします』(TBS系)のツッパリ少女・のどか役で14歳で女優デビュー。本人は「本当にちょい役」としていたが、体当たりの演技からドラマ放送の翌日の時点で「電車に乗ったらみんなに指さされて、それから電車に乗れなくなっちゃった」となるほどの反響があったと説明。
加藤と高橋も「ビデオないじゃん。あの映像を焼き付けるのよね!」「めっちゃ覚えてます!」と完全に「当時のファン」に戻ってしまい、中山は恥ずかしそうに笑っていた。
「その後、当時の大好物だった『鳥久』『金兵』『津多屋』といった業界よくロケ弁に使う業者のお弁当が、分刻みのスケジュールで動いていた自分にとって数少ない楽しみでごちそうだったこと、本当に仕事が大変だったことなどを話していましたが、ここで意外な人物の話が出てきました」(前同)
■「Myパジャマを彼女の家に置いてた」
中山は免許が取れたら即「赤いアウディ」を購入したり、片道6時間かけて秋田県まで運転したりとドライブが趣味で、本当に「もう嫌だ!」となったときは趣味のドライブ中に「自分で運転しながらグワーッ泣いたり、音楽バンって聴いたり大声で歌ったりとか。それで結構ストレスは発散できてた」と回想。そんな中山がよくドライブに誘っていたのが、工藤静香(52)だったという。
「一番長いドライブが横浜ですかね。横浜の港が見える丘公園とか。たぶん、彼女が運転したんじゃないかな、その時は」
と語ったほか、昔のことなので詳細は覚えていないが、出店でフランクフルトやホットドッグのような軽食を一緒に食べたこともあったという。
「さらに、先輩アイドルでは“キョンキョン”小泉今日子(56)と仲が良かったことも改めて説明していました。
小泉さんについては、今年デビュー40周年コンサートツアーを行った際に中山さんがこっそり鑑賞に訪れて楽屋口から出て行ったのを4月22日に『NEWSポストセブン』で報じていましたね」(女性誌記者)
当時の中山はよく小泉宅にお泊りしていたらしく「Myパジャマを彼女の家に置いてた」としたほか、「たわいのない話」ばっかりしていたという。加藤の「あの番組はギャラが安いねとか話するんですか」という問いかけには、もちろん否定していた。
「また、当時のアイドルによくあった話で共演者や関係者から電話番号をこっそり渡される、というのがありますが、中山さんも例に漏れず渡されていたことを今回語っていました」(前同)
■当時は日常的な光景だった「握らせ」
中山によると、「お疲れさまでした」と別れ際に握手した際に電話番号のメモも握らされたとのことだ。
ちなみに、2月24日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では中山と同世代の浅香唯(52)が「番組のMC席のところで、どなたかが歌っているときの暗闇の映っていないところで電話番号を渡す」、先輩の松本伊代(56)は「ちょっと台本の端っこに電話番号書いたのをこうちぎって貰った」「“新曲が出たんだよ。聞いて”とか言ってレコードジャケットを貰って、レコードの中に番号を忍ばせている」と、生々しい暴露もしていた。あの世代のアイドルにとっては日常的な光景だったと思われる。
「もちろん当時の話で、ジョーク交じりではありつつも“現在ではセクハラ以外の何物でもないという”趣旨のを加藤さんも高橋さんも強調していましたが、その流れで“今と当時の時代はずいぶん変わったと思いますか?”という質問が出てきた際は、中山さんが現代のテレビに対する批判とも取れる発言もしていました」(前同)
■いまの業界は「職人」が欠けている?
中山は「もう全然昔と違いますね」と切り出し、
「昔は昔でそれなりに“職人さん”って呼ばれる人たちがいっぱいいる」「テレビにしても、照明だったりカメラだったりしたってもう全部が何か職人さんっていう姿勢でやっていた時代を見てきたので。今はあんまり感じないっていうか」
と、「皆さん一生懸命なんですけど」とフォローを入れつつも率直な感想を吐露。現在は効率を重視しているため「それについていけなかったりとかしますよね」ということだった。
また、「怖い人がいたからよかったっていう部分もあって」と、少しでも時間が押すと上から偉い人が怒鳴っていたが、「ピリッとしてよかった」としていたのだ。
「現代は少しでもキツくあたると“パワハラ”などハラスメントと認識されかねないし難しいところではありますが、あまり現場の空気がだらしないのも考え物ですよね。これは業界全体で考える必要があることだと思います。
ただ、効率を重視しすぎている、という点についてはコロナ禍で現場をスピーディに回さなければいけない関係上前にも増して加速していることは容易に想像できます。テレビ業界の今後は、どうなるんでしょうね」(制作会社関係者)
多くを語ってくれた“ミポリン”。テレビ業界の今後ともども、期待したいー-
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日刊大衆編集部