Moog、シンセ初心者向けキット「Sound Studio」に3台全部入り版を追加。カードゲームでパッチを学習

Moog、シンセ初心者向けキット「Sound Studio」に3台全部入り版を追加。カードゲームでパッチを学習

  • Engadget
  • 更新日:2021/09/15
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電子楽器メーカーのMoog(モーグ)が7月に発売したMoog Sound Studioは、2台のセミモジュラーシンセサイザーにミキサーやケーブルなどをセットした、初心者がアナログの「シンセ界」に飛び込むためのスターターキットです。

パッケージ構成は「Mother-32 & DFAM」と「DFAM & Subharmonicon」の2種類が用意されています。Mother-32はステップシーケンサーと64スロットのシーケンスメモリーを備えたセミモジュラーアナログシンセで、Moog独特の太い低音から印象的なリードトーンまでをカバーします。一方Subharmoniconは6つのサウンドエンジンとマルチレイヤークロックジェネレーターを備えるモデルで、サブハーモニーと複雑なポリリズムを生成することが可能。パーカッション・シンセサイザーのDFAMなどほかの機材と組み合わせて斬新なサウンドやパターンを構築し、無限に音を作り出す実験的な扱いにも対応します。

20万円を少し超えてしまう価格はスターターたちにとっては少々高いハードルではあるものの、専用のラックキットやケーブル・ホルダー、カスタム・パッチケーブルといった必要な機材から、ガイド付き練習プログラム、探索ゲーム、実験用パッチ・シートといった付属品でシンセサイザーを楽しみながら学ぶことができるようになっています。

そして米Moogはこのたび、3台のシンセを全部入りにした最強版バンドルキット「Sound Studio: Mother-32 & DFAM & Subharmonicon」を価格1999ドルでラインナップに加えました。上記2セットを融合したこのキットはシンセを始めるのに必要な物を全て含んでいると言って良さそうです。

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さらにMoogは、このコラボレーションや実験をさらに楽しく学べるようにするためのカードゲームを作りました。Circuitous Connectionsと称するこのゲームはユーザーがアナログシンセを自分なりに、自分のペースで探求できるようになっており、新しいサウンドを見つけたり、パッチングの技術を学ぶことができるとのこと。Moogはこのカードゲームは一人でプレイしても、他の人と一緒にプレイしても同じように楽しめると説明しています。

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先発の2台セットと同様、Moogはこの3台セットでも発売に合わせて楽曲EPをリリースしました。「Explorations in Analog Synthesis, Volume II」と題されたこのEPにはBoy Harsher、ケイトリン・オーレリア・スミス、ガルチャー・ラストワーク、Tygapawといったアーティストの作品を収めており、SoundCloudで無料で聴くことができます。

なお、Moogの日本語サイトではまだMother-32 & DFAM & Subharmoniconの3台バンドルは紹介されていませんが、カードゲームもつけて是非とも発売してほしいものです。

Source:Moog

Munenori Taniguchi

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