文通費100万円問題に高橋洋一氏「全て電子マネーにすればいい」、橋下氏も「改革のゴールは精算だ。維新の国会議員は鈍い」

文通費100万円問題に高橋洋一氏「全て電子マネーにすればいい」、橋下氏も「改革のゴールは精算だ。維新の国会議員は鈍い」

  • ABEMA TIMES
  • 更新日:2021/11/25
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衆院選の投開票日だった10月31日の1日が“任期”と見なされたことで、文書の発送費や交通費などの名目で支給される「文書通信交通滞在費」、いわゆる“文通費”が、当選した97人の新人議員全員に満額支給されたという問題。さらに航空運賃が無料となるクーポンについても10月分が支給されていることが判明。自民党の福田総務会長は「文通費と並びで対応するべき」と述べ、返却が必要との考えを示している。

20日の『NewsBAR橋下』では、橋下徹氏がゲストの高橋洋一・嘉悦大学教授とともに熱く議論した。

【映像】橋下徹×高橋洋一“政治とカネ“文通費問題で激おこ

■橋下氏「普通の感覚がないのが国会議員やね」

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橋下氏は“さざ波”発言で内閣官房参与を辞任した高橋氏の「報酬の受け取りや個室・公用車の使用を断った」という話を踏まえ、「税金をもらうと本当にしんどくなる。小室圭さんと眞子さんが一時金を辞退したというのも、僕は正解だったと思う。僕が知事、市長をやっている時にも、税金から給料が出ているということになると、とにかく説明責任だ何だと言われていたが、高橋さんや僕の感覚が普通の感覚だと思う。全くこういう感覚がないのが国会議員やね」と切り出した。

「本来は振込みらしいが、間に合わないということで現金になったらしい。それなら10月31日分なんて出さなくていいでしょ?。現金が置かれていたときに、それを掴んで懐に入れちゃうものだろうか。“何なの!?この100万円”となるはずだし、“10月分の文通費だ”と言われたとしても、“10月31日に当選したのに10月分?”となるのが普通じゃないか?。聞いた話では半額ずつ、月の前後半で渡されるらしいから、10月分の100万円に加えて、11月前半部分の50万円も支給されたらしいし、報道では3人分の秘書給与についても満額出ているらしい。それから飛行機のクーポンも、10月31日の20時に当選確実が出たとしても、23時59分59秒までの間に飛行機に乗れるのか?と。全て持ち越せるらしいが、どないやねん!と」。

高橋氏も、「普通だったら、このお金、誰が持ってきたの?はめられてるんじゃないの?と思うはずだ」と賛同。「確かに後援会会員向けの国会報告にお金がかかっている人がいるのは分かるが、そうじゃない人もいるからね。文書、通信、交通、滞在のための費用ということなんだけど、領収書がないから何に使っているか分からない。そこが国民の一番の不満じゃないか」と指摘。「私は現金を持たない人で、常にスマホで支払いしているから、いつどこで使ったかが全部分かる。現金でやるから領収書の話になるわけで、国会議員も全て電子マネーにしてくれれば履歴が残るし、使途の問題も簡単に解決する。デジタル庁がそういうことをやれば面白いと思う。そして、“ご自由にご覧ください”と。それが常識ではないか」と提言した。

さらに橋下氏は「領収書をつけるということに関して、国会議員の言い分としては“事務の負担があるから”と。アホか!と。民間の皆はそれでやっているじゃないか。そして精算が面倒くさいからこそ、電子マネーでやるようになっている。それから、“法に則って適切に処理しているし、変なものには使っていない”と言うが、誰が信用するか!と。本当にきちんと使える人も中にはいるかも分からないが、僕の見る限り、あの国会議員たちが領収書のいらないお金を持たされて、自分で律することができるとは、とてもじゃないけど思えない。僕らはまさに3月に向けて確定申告を始める。そこで出る納税額からそういうお金が出されていると思ったら腹が立たない?しかし残念なことに、国会議員たちは改革だなんだと言っておきながら、こういうことには誰も声をあげなかった」と怒りを露わにした。

■「安住さん、こんなことやっても支持率は上がらない」

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高まる批判を受け、自民党と立憲民主党の国対委員長が会談、“日割り”での支給を可能とする法改正を12月の臨時国会で行う方針を確認した。一方、日本維新の会は文通費の使い道を公開するように求めたが、自民党は「国会で議論する」と述べるにとどまっている。

橋下氏は「自民党と公明党と立憲が“日割り”で手を握っちゃったから新聞も一面で扱って、まるで変わったようなイメージになっている。騙されたらダメ。国民の皆さんは完全に騙されている。そのことを僕は“1人キャンペーン”を訴えている」と苦笑。

「“2カ月目からは日割り”と言っても、丸々キャッシュでもらえるわけだし、領収書も出さなくていい。領収書をつける、というのが最大のポイントなのに、そこが日割りの話に持っていった自民党は上手い。立憲民主党の安住さん、何やってんの?と思う。“自民党と公明党は領収書を出したくないの?”と国民が思っていることを根拠に攻められるのに。野党の最大の見せ場になるのに、早々と日割りで握っちゃって。僕や高橋さんが“反対運動”をやって、安住さんの気持ちを変えさせないと。安住さん、こんなことやっても支持率は上がらない。むしろバカにされますよと。

その点、維新は領収書を出せ派だけど、実は僕が代表だった頃、維新の内部では領収書まではつけるようにした。でもこれが大変だった。国会議員はみな領収書をつけたくないから。僕と一緒にやっていたグループの人たちは“領収書を付けよう”となったんだけど、合併した別のグループの方は“領収書をつけたくない”と言ってたわけ。 “そんなこと言うんだったら代表を辞める”とカードを切って、ようやく領収書を付けるところまではいったんだけど、僕ができた改革はここまで。余った分は返すというところまではできなかった。民間だったら実費精算になるはずなのに、国会議員が納得しなかった。それで今はどうなっているかと言えば、維新は自分の政治団体に余った分を入れちゃうわけ。その時に領収書をつけているからこれで問題ないと言うんだけど、改革のゴールは領収書をつけて精算、余った分は返金すること。今のままでは不十分だ。

今の状況は、やっぱり民間なら許されない。よっぽど大きい金額だったら仮払いで先にもらうこともあるかもしれないけれど、必ずその都度精算するはずだし、普通は立て替え払いだ。それから使い道についても範囲がものすごく広い。どこの会社でも、経費については細かくルールがあるはずだ。あるテレビ局で聞いたのは、タレントさんにお弁当を用意するときのレジ袋は経費にならないという話。それぐらい民間は経費に厳しいのに。“維新の改革”には、もっと高みを目指してほしい」。

高橋氏も「民間だったらクレジットカードで経費を精算することもある。先ほど言った、電子マネーも含め、そういうふうにすればいいだけだ」と賛同。さらに橋下氏は「そういうことをやった方が、支持率も伸びるんじゃないのと思う」と話していた。(『ABEMA Prime』より)

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