中小の製造業を中心とした労働組合が、来年の春闘で1万2000円のベースアップを求める方針を固めました。
「物価上昇分をしっかりと確保したうえで、かつこれまで適正に分配されてこなかった生産性向上分を勝ち取っていく」（安河内賢弘会長）
中小の製造業を中心とした労働組合である「JAM」は来年の春闘について、ベースアップ1万2000円と定期昇給分4500円の合計1万6500円以上を求める執行部案を固めました。今年よりも3000円高く、JAMが結成された1999年以降で最も高い要求です。
円安で資材価格が高騰する中で、中小企業がより価格転嫁しやすくする取り組みも強化するとしています。（ANNニュース）
