
疾患について理解を深める公開講座=16日、岐阜市美江寺町、岐阜市民会館
糖尿病やがんなど、近年、身近となっている疾患について理解を深める公開講座が16日、岐阜市民会館で開かれました。
講座は、岐阜市にある朝日大学病院の創立50周年を記念して開かれたもので、市民ら約600人が参加しました。
はじめに、日下義章病院長が創立からの歩みを紹介し、「新たな50年に向けて、安心、安全、信頼される病院として発展していきたい」とあいさつしました。

講座では、近年、罹患率の高まっている身近な疾患について、6人の専門医がそれぞれの疾患の仕組みや予防法などを分かりやすく説明しました。
このうち、朝日大学病院糖尿病・内分泌内科教授で副病院長の佐々木昭彦さんは「糖尿病を知り、備える」と題して講演しました。
佐々木副病院長は、糖尿病のメカニズムを解説した上で、予防法として「糖質の過食と肥満の防止が重要。主食やお菓子の食べ過ぎに注意し、運動量を増やして筋肉を増やすこと」とアドバイスしました。