商品の名前を間違えて尋ねる人、「美本」へのこだわりが強い人...どうしてる? 現役書店員の見た「接客業あるある」

商品の名前を間違えて尋ねる人、「美本」へのこだわりが強い人...どうしてる? 現役書店員の見た「接客業あるある」

  • 文春オンライン
  • 更新日:2021/05/04

新型コロナウイルスの感染拡大で通販を利用する人も増えた昨今だが、それでも直接店頭に行って商品を購入することがなくなったワケではない。むしろ、こだわって選びたいものや、実際に目で見て確認したいものについては、改めて「店頭で購入する」ことのメリットを感じたというひとも少なくない。

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接客業で直面する「ちょっとクセのある」来店者たち

そんな「接客業」の最前線にいる現役書店員が描いた「書店あるある」が、業界を超えて大きな話題になっている。『カバーいらないですよね』(佐久間薫・双葉社)だ。

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『カバーいらないですよね』より ©佐久間薫/双葉社

うっかり者の新人、それを見守るベテランや店長たちのもとに、次から次へと来店する「ちょっとクセのある」来店客たち。タイトルを間違えて覚えているお客様、光に当てないとわからないほどの傷が許せない美本希望のお客様らとのやりとりに、「現場」の書店からは「数あるお仕事漫画の中でこんなに共感したのは初めて」などの声も上がっているという。

覚え間違い? 図書館の公開資料によると…

実際、Amazonなどの通販を利用する人が増えた昨今だが、その一方で「あの本のタイトル、なんとなくはわかるんだけどなんだったっけ……?」「こんな感じの名前の人が書いていた記憶があるんだけど……」とモヤモヤしながら思い出そうとしたときには、ウェブサイトだけでは解決しないことも多い。事実、福井県立図書館が公開している「覚え違いタイトル集」には

・『衝撃の巨人』
・『海の男』
・『100万回死んだねこ』

など、一見すると検索窓に打ち込んでもヒットしなそうなケースも取り上げられている(それぞれ、諫山創『進撃の巨人』 、ヘミングウェイ『老人と海』、佐野洋子『100万回生きたねこ』のことではとされている)。

福井県立図書館によれば、こうした「覚え違いタイトル集」をつくったきっかけのひとつには、資料探し等の相談に乗るレファレンスサービスの認知度を高めることがあったという。こうしたあいまいな記憶にもとづきながらも、商品にたどり着けるのは接客のプロの存在が大きい。

今回は『カバーいらないですよね』の中から、そんな「あるある」な日常を3話公開。書店員の日常に触れることで、こうした接客する側の見え方に気づくきっかけになるのではないだろうか。

「あれ、安曇野って何県?」「領収書の宛名の漢字がわからない」現役書店員の“あるあるな日常”へ続く

(「文春オンライン」編集部)

「文春オンライン」編集部

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