プーチン氏、ノーベル平和賞でも「外国のエージェント」指定示唆

プーチン氏、ノーベル平和賞でも「外国のエージェント」指定示唆

  • AFPBB News
  • 更新日:2021/10/14
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ロシア・モスクワで開かれたエネルギー関連会議で演説するウラジーミル・プーチン大統領(2021年10月13日撮影)。

【AFP=時事】ロシアのウラジミール・プーチン大統領は13日、ノーベル平和賞の受賞が決まったジャーナリストのドミトリー・ムラトフ氏(59)について、法律を破れば「外国のエージェント(スパイ)」への指定もあり得ると述べた。

ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、2021年の平和賞をムラトフ氏とフィリピンの著名ジャーナリスト、マリア・レッサ氏(58)に授与すると発表した。選出理由には、両氏の表現の自由を守る努力を挙げた。

プーチン氏はモスクワで開かれた会議で、「(ムラトフ氏が)ロシアの法律に違反せず、理由がなければ、外国のエージェントに指定されることはない」とし、平和賞を盾に法律を破ったり注目を集めたりすることはできないと警告した。

「外国のエージェント」は旧ソ連時代から使われてきた言葉で、指定された個人や組織は資金源の開示やソーシャルメディアへの投稿を含む全出版物に「外国のエージェント」に指定されていることの明記を義務付けられ、違反すれば罰金を科される。

ロシアでは今年、多数のジャーナリストや主要な独立系メディアが指定されている。反体制派によると、当局は独立系メディアや政府に批判的なメディアの取り締まりを強化しており、多数が「外国のエージェント」に指定されて閉鎖に追い込まれている。

ムラトフ氏は8日の受賞者発表後、平和賞受賞が「検閲」にどう影響するかは分からないと語った。ロシア司法省は同日、新たに9人を「外国のエージェント」に指定した。【翻訳編集】AFPBB News

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