Amazonが陰謀論集団「QAnon」関連商品を排除へ、連邦議会議事堂襲撃事件を受けて

Amazonが陰謀論集団「QAnon」関連商品を排除へ、連邦議会議事堂襲撃事件を受けて

  • GIGAZINE
  • 更新日:2021/01/13
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トランプ大統領支持のソーシャルメディアサイト「Parler」によるAmazon Web Services(AWS)の利用を停止したAmazonが、さらに国内のテロ脅威の可能性があると判断された陰謀論者グループのQAnonに関連する商品を削除することを決定したと報じられています。

Amazon stops selling QAnon products - The Washington Post

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https://www.washingtonpost.com/technology/2021/01/11/amazon-qanon-products-parler/

Amazon to remove QAnon products from platform after U.S. Capitol siege | Reuters

https://www.reuters.com/article/us-amazon-com-qanon-idUSKBN29H03U

Amazon pulls white supremacist novel The Turner Diaries alongside QAnon purge - The Verge

https://www.theverge.com/2021/1/12/22227049/amazon-the-turner-diaries-q-anon-purge-removal-capitol-attack

ParlerはモデレーションフリーのSNSで、トランプ大統領の支持者を中心に人気を集めています。2021年1月6日に起きたアメリカ連邦議会議事堂襲撃事件をきっかけに、各テクノロジー企業はトランプ大統領やその支持者層の排斥に乗り出しました。その中で、AmazonはAWSのウェブホスティングサービスからParlerを排除しています。

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Amazonもウェブホスティングサービスから「Parler」を排除、IT大手によるParler排斥の動きが進む - GIGAZINE

Amazonはポリシーの中で、「憎悪、暴力、人種的、性的又は宗教的な不寛容を促進し、扇動し若しくは賛美し、又はこれらの見解を有する団体を奨励する」商品を含む、攻撃的で物議を醸すような商品の販売を禁じています。

Amazonでは、トランプ大統領の支持者層でさまざまな陰謀論を主張するグループであるQAnonのTシャツや帽子などが販売されていますが、いずれもAmazonのマーケットプレイスでサードパーティー業者が販売しているもの。暴動の数日後も議事堂内で同じものが販売されていたほか、参加者の中にはAmazonで販売されていたTシャツや帽子を着用している人もいたことが確認されています。

QAnonが連邦議会議事堂襲撃事件に参加していたことから、QAnonはAmazonのポリシーに違反する団体となるため、QAnon関連のアイテムはAmazonで販売できなくなるというわけです。

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byElvert Barnes

また、白人至上主義に基づいた差別的な内容に批判が集中していた小説「The Turner Diaries」の販売ページもAmazonから削除されています。

Amazonの広報担当であるセシリア・ファン氏は、The Washington Postや他のメディアからの問い合わせを受けた後、同社サイトからQAnon製品を削除し始めていると述べました。ファン氏はさらに「Amazonのシステムを回避してQAnonの商品を出品しようとするサードパーティーの業者は、販売特権を剥奪されるかもしれません」と述べています。

なお、IT系ニュースメディアサイトのThe Vergeは、Amazon.comで削除されたはずの「The Turner Diaries」を検索すると、記事作成時点では爆弾製造ガイドブックやアメリカ内戦についての本などといった「QAnonとの関連が疑われる本」が表示されると指摘しています。

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