「民間人犠牲、ウクライナでは今も」 滋賀の寺、沖縄戦の法要営む

「民間人犠牲、ウクライナでは今も」 滋賀の寺、沖縄戦の法要営む

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/06/23
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沖縄戦で犠牲になった人びとを思い、阿弥陀経を唱える三井寺の福家紀明執事長=大津市園城寺町の同寺で2022年6月23日午前10時15分、菅健吾撮影

民間人を含む約20万人の犠牲を出した沖縄戦の犠牲者を悼む「慰霊の日」の23日、大津市園城寺町の三井寺の観音堂でも追悼法要が行われた。約20人の参列者が戦没者をしのび、平和を祈った。

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法要は、平和問題に関心が高かった先々代の長吏が1999年に初めて行い、以後毎年執り行われている。この日は福家紀明執事長(63)ら約10人の僧侶が犠牲者をしのぶ阿弥陀経を唱え、参列者は手を合わせた。

福家執事長は、ロシアのウクライナ侵攻に触れ、「沖縄ではたくさんの民間人が犠牲になり、ウクライナでも同じ事が起き、悲しくて腹立たしい。1日でも早く、1人でも犠牲者が少なく戦争が終わってほしい」と述べ、「戦争経験を話せる人が少なくなり、忘れ去られがちになっているが、七十数年前に犠牲になった多くの人に手を合わせ続けることは大切だ」と話した。

参列した滋賀県草津市の主婦、森平佳世さん(76)は「人ごとではなく、世界中どこでも悲惨なことが起こっている。沖縄では日本のせいで犠牲になって亡くなった人もたくさんいた。平和な世の中になってほしい」と話した。【菅健吾】

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