豊作願って「成木責め」 南砺・福光の吉江干柿組合

豊作願って「成木責め」 南砺・福光の吉江干柿組合

  • 北日本新聞
  • 更新日:2022/01/16
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柿の木の豊作を願い行われた「成木責め」

富山県南砺市福光地域特産の干し柿を作る吉江干柿生産組合(幅田孝三組合長)は14日、同市高宮(福光)の柿の木畑で、果樹の豊作を願う儀式「成木責(なりきぜ)め」を行った。昨年、半世紀ぶりに復活させた伝統行事。

近くの比賣(ひめ)神社での神事に続き、成木責めを行った。地元の喜志麻(きじま)保育園の2歳児21人も参加した。

儀式では、頭に手ぬぐいを巻き、みのを着けた富山干柿出荷組合連合会の藤井敏一会長ら3人が順になたで木をたたき「成るか成らんか。成らぬと切るぞ」とはやすと、ござ帽子をかぶった園児が柿の木の精霊に代わり、「成ります、成ります。成りまーす」と元気な声で答えた。園児はなたで傷ついた木に小豆がゆを塗って豊作を願った。

成木責めは小正月に柿や栗などの果樹の豊作を祈願する民俗行事。吉江干柿生産組合では昨年5月に完成した「あんぽ柿共同加工センター」の起工を機に伝統行事復活の機運が高まった。組合員がお年寄りに聞き取りしたり、文献を調べるなどして復活にこぎ着けた。

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