ボーイング納入、前年3倍超 787は3カ月連続ゼロ、9月実績

ボーイング納入、前年3倍超 787は3カ月連続ゼロ、9月実績

  • Aviation Wire
  • 更新日:2021/10/14

ボーイングの2021年9月の引き渡しは35機で、11機だった前年同月を3倍以上上回った。前年同月はゼロだった受注は27機となった。納入・受注とも単通路機の737 MAXが多くを占めた一方、製造時の不具合が生じている主力の787は、7月から3カ月連続で引き渡しゼロとなった。競合のエアバスは、9月に40機(前年同月57機)を引き渡し、1機(同ゼロ)受注している。

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9月は前年3倍超の納入量となったボーイング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

引き渡しの内訳は737が27機(前年同月1機)、747が1機(1機)、767が3機(1機)、777が4機(1機)、787がゼロ(7機)だった。

737は27機中26機が737 MAXで、ライアンエア(RYR/FR)への7機や、ターキッシュエアラインズ(旧称トルコ航空、THY/TK)への5機などが目立った。

FAA(米国連邦航空局)から製造時の品質問題を指摘されている787は、8月も引き渡しはなかった。787は引き渡し前の機体に新たな修正作業が生じ、現在は生産レートが月産5機を一時的に下回っている。ボーイングは年内に予定していた完成済みの787の納入は半分以下になるとの見通しを示している(関連記事)。

受注は737が21機(前年同月はゼロ)、747がゼロ(ゼロ)、767がゼロ(ゼロ)、777が6機(ゼロ)、787がゼロ(ゼロ)だった。

737は21機中16機が737 MAXで、米マイアミを拠点とする投資会社777パートナーズが6機発注。このほか、匿名顧客1社からも10機受注した。

777はいずれも貨物機で、5機は匿名顧客1社から受注。残り1機は米フェデックスの航空貨物子会社フェデックス・エクスプレス(FDX/FX)が発注した。

Yusuke KOHASE

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