「アートギャラリー」って、なんかちょっと入りづらい・・・。そんな敷居を下げてくれるギャラリーカフェ「unimocc(ユニモック)」(大阪市中央区)が、3月初旬にオープンした。

ギャラリーカフェ「unimocc(ユニモック)」
店長のイクタココロさん自身が、アート好きのコミュニティで感じた「やさしさ」をもっと広げたい、という思いからオープンした同店。イクタさんは、「アートは生活に不可欠なものではないですが、それを楽しむ心や余裕があると毎日が豊かになるし、思いやりも生まれると思うんです」と話す。
こだわったのは、「アートをきっかけにコミュニケーションが生まれる場所」。アートへの間口を広げるために、スタンド形式のカフェを併設し、誰でもふらっと立ち寄れる雰囲気を目指したという。
カフェメニューには、モネやクリムトの名画から着想を得たドリンク(1200円〜)とアイシングクッキー(950円)が登場。モチーフになった絵画を知らなくても思わず「かわいい!」と心躍るビジュアルに仕上げられた。
またギャラリースペースには、期間ごとに変わる若手アーティストの作品が並ぶ。「制作背景や技法など、かなり詳細なアンケートを取っているので、作家さんに成り代わってお伝えできます」とのことなので、現代アートってよくわからん・・・という人でも安心して楽しめそうだ。
イクタさんは、「アートを通して、お客さまと作家さんを繋げるようなお店にしたいです」と意気込む。ギャラリー展示内容は随時変更。時間は朝11時〜夜6時。毎週火曜定休日(祝日は営業)。