Apple Watch Series 7ハンズオン 耐久性能向上、急速充電対応に

Apple Watch Series 7ハンズオン 耐久性能向上、急速充電対応に

  • Forbes JAPAN
  • 更新日:2021/10/15
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アップルが最新のスマートウォッチ「Apple Watch Series 7」を10月15日に発売する。ひとあし早く実機を試しながら、歴代のApple Watchと比べてわかった最新機種の特長をレポートする。

2020年秋に発売されたApple Watch Series 6と廉価版のApple Watch SEは、新型コロナウィルス感染症によるパンデミックが続く中で、ステイ・アット・ホーム生活下の健康管理に役立つウェアラブルデバイスとして共によく売れたようだ。筆者のまわりでも昨年から多くの友人・知人がApple Watchデビューを果たしている。

さらに年初1月に実施されたソフトウェアアップデート以後、日本国内でもようやく「心電図」と「不規則な心拍の通知」の機能が使えるようになったことも人気に拍車を掛けた。新しいApple Watch Series 7には、これまでよりも多く関心の目が向けられていると思う。

大きくなったディスプレイのメリットは?

最新機種のSeries 7はディスプレイの占有領域がSeries 6よりも約20%、Series 3との比較では約50%以上広くなった。筆者が所有するSeries 6/Series 2と並べた写真を見比べてほしい。

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右から順にSeries 7、Series 6、Series 2。並べて比較するとディスプレイ周囲のベゼルが目立たなくなったことがよくわかる

手首に装着してディスプレイに視線を落としてみると、画面が大きく、見やすくなった実感がゆっくりとわいてくる。メールやマップ、Suicaの残額表示や連絡先リストの文字などが見やすい。パスコードや計算機の数字が大きく表示されるのでタップ入力が速く正確にできる。この頃また視力が衰えてきた筆者には有り難く感じられる。

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マップアプリが見やすくなった。単体でモバイルデータ通信ができるセルラーモデルでは特に使う機会が増えそう。

ケースのサイズはSeries 6より1ミリ大きくなっているが、バンドは新旧シリーズどうしのサイズ互換を確保した。カラーバリエーションはApple Watch初の深い「グリーン」、ダークブルーを下地に敷いたブラック系の「ミッドナイト」を含む5色展開になる。

ケースが大きい方のGPS+セルラーモデルどうしでバンドを除く本体の質量を比べるすると、金属の素材によっても異なるが2.3gから4.4gほどSeries 7の方が重くなっている。筆者はさほど気にならなかったが、人によっては変化に気付くかもしれない。

Series 7の広くなったディスプレイが活かせるQWERTYキーボードも搭載された。

小さなソフトウェアキーを1文字ずつタイピングするのは骨が折れそうだと思うかもしれないが、これが試すと意外にそうでもない。一文字ずつタイピングする方法だけでなく、キーボードの間をスワイプしながら一気にタイピングができる「クイックパス」の使い勝手が良いからだ。例えば「im」とタイピングすれば「Im」に自動変換してくれるし、入力した文字が正確でなくても、意味のある単語に予測変換入力をしてくれる。

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QWERTYキーボード。アルファベットの間をスワイプしながら素速くタイピングできる「クイックパス」が便利に使える

ただし、この出来映えのよいソフトウェアキーボードは当初英語のアルファベットと中国語の簡体字による入力のみに対応する。電車やバスでの移動中に、ウォッチで簡易なメッセージを送りたい場面でとても役に立ちそうな機能なので、ぜひ早めの日本語対応を実現してほしい。

空き時間に素速く充電できる、急速充電対応に

Apple Watch Series 7には新しいUSB-C対応の充電ケーブルが付属する。Series 6以前のモデルに比べて最大33%速くウォッチを充電できる。新しいケーブルはSeries 6以前のモデルとの下位互換も確保しているが、高速充電はできない。なお、Series 7にはUSBアダプターが同梱されていない。アップル純正の20W USB-Cアダプターを2200円(税込)で購入すると高速充電ができる環境が整う。

充電残量50%から100%までの充電にかかる時間を比べてみたところ、Series 7は40分、Series 6は70分かかった。アップルは約8分の充電で約8時間の睡眠トラッキングに十分なバッテリーを充電できるとも説明している。例えば朝、出かける直前にApple Watchのバッテリー残量が少ないことに気が付いた時などにも急速充電はあれば頼もしい機能だ。

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高速充電に対応する新しいUSB-C対応の磁気ケーブルが付属。USB電源アダプタは別途購入が必要

耐久性も向上。これから買うなら迷わずSeries 7を

最新のSeries 7は前面クリスタルを50%厚くして強度と耐久性能の向上を図った。Apple Watchとして初めてIP6X等級の防塵対応にもなっている。エレガントなルックスはそのままに、シリーズ最強のタフネスウォッチとして変貌を遂げた。急速充電に対応したことの利便性も加味して、早くもSeries 6からの買い換えるApple Watchユーザーがいても不思議はないだろう。

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前面クリスタルは最も厚い部分で2倍に。透明度を確保しつつ割れにくくなっている

Series 7の価格は48800円(税込)から。併売されるApple Watch SEとの間に16000円近く価格差があるものの、バッテリーや耐久性の向上など「地道なイノベーション」には大きな価値があると長年Apple Watchを使っている筆者も思う。これからApple Watchデビューを考えているのならば、迷わずSeries 7を選ぶべきだ。

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