
左から木村竜蔵、鳥羽一郎、木村徹二、山川豊
演歌歌手・鳥羽一郎の次男で叔父が山川豊という演歌界のサラブレッド・木村徹二が19日、都内で「木村徹二 ファーストライブ ~ファーストアイアンぶちこむぜ~」を行った。
昨年11月にデビュー曲「二代目」で演歌デビューした徹二。アコースティックデュオ「竜徹日記」で共に活動してきた兄の木村竜蔵が作詞作曲をした作品だ。コンサートには父の鳥羽、叔父の山川、兄の竜蔵の3人が応援に駆け付け、“木村ファミリー”が揃った。徹二は「こうやって来てくださったことはありがたいし、本当に感謝してます」と頭を下げた。
ステージでは「二代目」のほか鳥羽の「兄弟船」、山川の「アメリカ橋」などヒット曲をカバー。鳥羽は「演歌をやると聞いて、『二代目』が僕の大好きなド演歌。拍手しましたね」と笑みを見せた。木村はファン500人の前で全21曲を熱唱してみせた。
デビュー曲「二代目」のミュージックビデオがユーチューブで100万回再生を突破した。日本だけでなく、海外でも多く再生されており、徹二は「コメント欄も外国の方が多いので、驚いていますが、父や山川さんも海外で歌ってこられたので、同じように海外でも歌えるようになれればいいなと思います」と語った。
この演歌デビューで今年の日本レコード大賞の新人賞候補になった。徹二は「父も山川さんも賞を取っているので、意識しないわけではないですが、いまはどれだけ多くのお客さんの前で歌を歌えるかという事を目標にしたい」と話すものの、山川は「僕が賞を取った翌年はものすごいことになったので、ぜひ取ってほしいですね」。また、鳥羽は「新人賞は最初で最後の1回だけだから、がんばってもらいたい」とエールを送った。
東スポWEB