島根県浜田市のギャラリーで、写真と絵画の垣根を超えたユニークな作品展が開かれています。
【写真を見る】写真と絵画の垣根越えて 田中昭則・現代写真展「壁/色/リズム」
浜田市のギャラリー&カフェ「FUN(ふぁん)」で開かれている現代写真展「壁/色/リズム」には、このギャラリーの経営者で写真家の田中昭則さん70歳の新作28点が展示されています。
赤いカーテンと窓ガラスに映る道路の黄色のラインをアップで写した写真など、いずれの作品も無題。
田中さんが浜田から山口県の海岸線をドライブしながら立ち寄った町で見つけた、何気ない壁や通路で見つけたポスターの剥がし後、朽ちてゆく塗装の色合いなどをデジタルカメラで切り取ったもので、デザインや抽象画のようにも見えるジャンルを超えたアートとなっています。
また写真用紙ではなく和紙にプリントした独特の風合いの作品もあります。
田中昭則・現代写真展「壁/色/リズム」は浜田市のギャラリー&カフェ「FUN(ふぁん)」で3月25日までです。