鹿児島県議会の6月定例会は23日、最終本会議が開かれました。原油価格や物価の高騰対策などを盛り込んだ総額129億円あまりの一般会計補正予算案が提案され、可決されました。
(塩田知事)「(補正予算案は)生活者や事業者の負担軽減、消費意欲の喚起等に必要な対策に要する経費のほか、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に要する経費を計上することとしております」
提案された補正予算案は129億5700万円で、路線バスやタクシーなど交通事業者の燃料費を補助する事業、飲食店や特産品購入などで割り引きを受けられる「ぐりぶークーポン」の配信期間の延長、保育所などの給食の経費を支援する事業の費用などが計上されています。
この補正予算案は23日の最終本会議での採決の結果、原案通り可決されました。6月定例会ではこの補正予算案をはじめ、合わせて11件の議案と専決処分報告3件がすべて原案通り可決・承認され、閉会しました。

鹿児島県議会 最終本会議 原油価格・物価高騰対策の補正予算案など可決
MBC南日本放送