自営業を始めるべき? 自問すべき3つのこと

自営業を始めるべき? 自問すべき3つのこと

  • Forbes JAPAN
  • 更新日:2022/05/14
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自分の事業を開始し看板を掲げることはロマンチックなアイデアだが、あなたは果たして個人事業主になるべきだろうか?

フリーになることは、全ての面で何らかの役割を務めることを意味する。あなたの職責は即座に拡大し、会計やマーケティング、給与管理(自分自身にしか給与を支払わない場合もだ)、運営まで広がる。これは、プログラミングやコンテンツマーケティング、コンサルティングなど、あなたの実際の仕事に加えて行うものだ。

大半の人は、これがどれほど心理的に大きな負担になるかに気づかない。居心地が良い会社勤めを離れる理由として最も多いとされるのが燃え尽き症候群であることを踏まえれば、これは興味深いことだ。

自営業の魅力は自由と選択肢だが、特に最初の段階では現実として、仕事と顧客を見つけて収支を合わせていかなければならない。また、健康保険料を払い自分で税金を管理することも必要だ。

自営業には上司が全くいないと誤解されているが、実際はさまざまな上司を持つことになる。この上司は顧客と呼ばれ、それぞれに締め切りや要求、独自の振る舞いがある。

自営業の道を歩み始める前に、本当にそれが自分にとって正しい選択肢かどうかを時間をかけて考えよう。ここでは、自営業になるべきかどうかを考える役に立つ3つの問いを紹介する。

1. なぜ自営業を始めたいのか
この質問に完全に答えられない場合、あなたは自営業を中心として生活を設計できない。多くの人は、稼ぎを増やしたい、自分が望むように生活し仕事をする自由を持ちたい、より高い柔軟性を持ちたい、情熱を追い求めたいなどを理由としている。

しかし、情熱を持っていることを仕事で追求すれば、それはあなたの仕事になり、それほど夢中になれるものではなくなるだろう。自分が得意なことに基づいて自営業を追求した方が、成功の可能性ははるかに高い。

キャリアの中で利用するには、関心よりも中核的なスキルセットの方がはるかに強力だ。関心や情熱は仕事の背景であり、主な焦点はスキルになるべきだ。

2. 自分が最も得意なことは何か
自営業を始める前に、自分の強みと弱みをしっかり見極めよう。正直になること。強みはあなたの成功を助けてくれるもので、弱みはあなたの船を沈没させるものかもしれない。

自分の強みが分からない場合、あなたのことを理解し愛してくれている人に恐れず尋ねてみよう。「私がベストの状態にあるのを見たのはいつ?」と聞いてみる。その答えからは大きな見識が得られるかもしれない。

会社で働いて得たスキルは、自営業になってから収入を得るため活用できるかもしれない。チームでは、あなたが弱い部分に強いチームメンバーを見つけることが重要だ。コンピューターネットワークにとても強いが、顧客獲得(マーケティング)については全く分からない人の場合、勤務していた会社にはマーケティングの専門家がいた可能性が高い。

一人で働く場合はあなたがマーケティングの専門家になる。

自分の弱みを理解することでそれを管理でき、成功のための絶好の機会を得られる。強みについて理解すれば、どの方向に向かうかを決められることと同じだ。

あなたは常に何かを改善することができる。どこから始めればよいかが分かったらなおさらだ。先述の例では、マーケティングのコンサルタントを雇うかマーケティング講座を受講することが開始点だ。

3. 自分の中核的能力は何か
中核的能力は、あなたという存在の内側の仕組みで、素晴らしい起業家になる原動力となるものだ。例えば、成功への揺るがない決意や未来を自分で管理する意志などがある。

カリフォルニア大学アーバイン校は成功する起業家の5つの中核的能力について次のものを挙げている。

・自分の運命を管理すること

あなたは人生を自分の思うがままに生き、誰かに何をするか指示されたり運命を決められたりする必要はない。

・他者をエンパワーできると信じること

自分一人で成功することはできないだろう。自分だけで何かを成し遂げるには、他者の強さを活用する必要がある。つまり、他者が自分の仕事をこなせるように力を与え、あなたはあなたの仕事ができるようにすることだ。

・身を守る知識を身に着けること

これは直感だ。つじつまが合っていることが何もない、あるいはあるべき姿に収まっていないように思える場合はその感覚に耳を貸すことだ。

・創造的になり説得力を持つこと

自分の意見を見つけてそれを自分独自の創造的な方法で表現することで、あなたに続くよう他者を説得する。あなたに協力するよう相手を説得することができなければ、成功は収められないだろう。

・絶対に諦めない

あなたには白旗はない。状況が厳しくなったら(そうなるはずだ)、成功のための解決策や変化を見つけるため深く掘り下げること。

中核的能力や強み、弱みについて考え、自分が自営業になりたい理由を完全に理解したら、決め手となる最後の問いは「自営業のメリットがその代償を上回るか」というものだ。

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