食費がキツいのに宅配サービスが便利すぎてやめられません...。収入に対してどのくらいなら利用できますか?

食費がキツいのに宅配サービスが便利すぎてやめられません...。収入に対してどのくらいなら利用できますか?

  • ファイナンシャルフィールド
  • 更新日:2023/09/19
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30歳男性、宅配サービス月3万、食費月6万は多い?

株式会社アクロスソリューションズと一般社団法人日本唐揚協会が共同運営するコンテンツサイト「食の窓口」が、2023年8月に「宅食サービスと一人暮らしについての意識に関するアンケート調査」を実施しました。対象者は20~60歳以上の男女600人です。それによると、「1ヶ月の食費はどのくらいですか?」という問いに対して、最も多かった回答は「2万1円~3万円」で19.8%、次いで「3万1円~4万円」で18.0%という結果でした。また、「宅食サービスを利用したことはありますか?」という問いに対して、最も多かった回答は「一度も利用したことはないし、今後も利用する予定はない」で57.7%だったものの、「一度でも利用したことがある」という人の割合も24.1%という結果が出ています。20〜30代の利用者は、30%前後です。例えば、30歳で1人暮らしの男性(月収30万円)が、毎週7500円ほど宅配サービスを利用しているとしましょう。月額換算すると、7500円×4週間=3万円です。この場合、宅配サービスだけで、先述したアンケートの「2万1円~3万円」に達することになります。宅配サービス以外に月3万円以上の食費がかかっている場合、総額で6万円以上になるでしょう。1ヶ月の食費は収入の10〜15%が理想といわれているため、例えば月収30万円であれば、3万~3万5000円に抑えたいところです。そう考えると、食費トータルで月6万円はオーバーしていますし、宅配サービスの3万円だけで、収入の10%に達していることが分かります。

収入に応じて宅配サービスの利用を減らす

宅配サービスだけで月収の10〜15%を超えている場合、自炊中心に切り替えることを検討してください。先ほどの30歳男性(月収30万円)の例で考えると、1ヶ月の理想の食費は3万~3万5000円です。宅配サービスだけで3万円かかっているため、まずはその3万円を自炊に回します。すると、1日1000円ほど使えることになります。食材はスーパーの特売日にまとめて購入したり、作り置きできる食材を積極的に利用したり、会社でランチを食べる場合はお弁当と水筒を持参したりなど、工夫次第で節約できるでしょう。その結果、月3万円以内に食費を抑えるメドがつけば、残り5000円(食費の目安を月3万5000円と考えた場合)を宅配サービスに回すことができます。上記はあくまでも理想の食費ですし、収入によって使える金額も変わるため、各自の状況に応じて検討してみてください。大切なのは、食費が月収の10~15%を大幅に超えていないかどうかの確認です。特に宅配サービスだけで上回っている場合は、自炊をメインにした食生活への切り替えをおすすめします。

まとめ

本記事では一人暮らしの30歳男性をイメージしながら、食費と宅配サービスについて解説しました。宅配サービスの利用回数が多い場合、食費が過剰にかかっている可能性があるため、一度見直してみてはどうでしょうか。

出典

株式会社アクロスソリューションズ 一般社団法人日本唐揚協会 宅食サービスと一人暮らしについての意識に関するアンケート調査食の窓口執筆者:FINANCIAL FIELD編集部ファイナンシャルプランナー

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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