優柔不断な人って思われてない?言葉の意味や類語を解説、改善する方法とは

優柔不断な人って思われてない?言葉の意味や類語を解説、改善する方法とは

  • Domani
  • 更新日:2021/10/14

優柔不断の意味は、何事にも決断を迷うことです。何かを決めかねていると「優柔不断だね」と言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。今回は優柔不断の意味や類語・対義語を説明し、特徴や改善方法、長所として活かす方法もご紹介します。

【目次】
優柔不断とは決断力に乏しいことを意味する言葉
優柔不断の使い方を例文で見る
優柔不断の類語や言い換え
優柔不断な人5つの特徴
優柔不断を改善する4つの方法
優柔不断を長所として活かす方法
優柔不断は少しずつ改善していこう

優柔不断とは決断力に乏しいことを意味する言葉

優柔不断とは、選択を迫られているのにはっきりと決められない様子です。

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「優柔」という言葉だけ見ると良いイメージにも見えますが、優柔不断は通常、好ましくないな意味合いで使われます。人から「優柔不断」と言われた場合、褒め言葉ではないことは確かでしょう。

ここでは、優柔不断の意味や語源、対義語をご紹介します。

■2つの単語から成る四字熟語

優柔不断は「優柔」と「不断」という2つの単語が結合した四字熟語です。

「優柔」には「優しくものやわらか」という意味がありますが、一方で「煮え切らない」「はきはきしない」という意味もあり、優柔不断では後者の意味で使われます。

「不断」には「絶え間なく続く」という意味のほか、「ぐずぐずしている」という意味があり、「優柔」と「不断」のどちらを見てもあまり好ましくない意味合いです。優柔不断は、決断力に欠けることをより強めている言葉ともいえるでしょう。

■ネガティブな意味合いがある

優柔不断にはあまり好ましくない意味合いがあり、人に対して「優柔不断」と言うときは暗に「早く決断すれば」という非難のようなニュアンスがあります。優柔不断と言われると、いい気分ではないでしょう。

一方で、優柔不断は「慎重に考えている」など、いい方向に解釈することもできます。なかなか物事を決められない人を見たときは、「優柔不断」ではなく「慎重なんだね」と言えば角が立つこともありません。

■優柔不断の語源

優柔不断の由来は、紀元前一世紀ごろの中国まで遡ります。

中国の古書「漢書(かんじょ)」のなかに「優游不断(ゆうゆうふだん)」という言葉がありますが、これは時の皇帝が寛容な政治を行っていたため、臣下をうまく制御できなかったことを指して使われました。

優柔不断は、この「優游不断」が変化した言葉だとされています。

■優柔不断の対義語

優柔不断と反対の意味がある言葉には「剛毅果断(ごうきかだん)」「進取果敢(しんしゅかかん)「即断即決(そくだんそっけつ)」「勇猛果敢(ゆうもうかかん)」と言った言葉があげられます。

「剛毅果断」は意志がしっかりとしていて決断力が高いことを意味し、「進取果敢」は積極的な行動力や決断力を表しています。

「即断即決」は文字通り物事を直ちに決めることを表し、「勇猛果敢」は力強く、決断力がある様子を表す言葉です。どれも優柔不断の対義語ですが、ニュアンスはそれぞれ異なります。

優柔不断の使い方を例文で見る

優柔不断は文章のなかでどのように使うのか、例文を見てみましょう。

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・彼は優柔不断なので、食事のメニューを決めるのに時間がかかる
・あの社員はいつも優柔不断な態度なので、寛容な上司もつい声を荒げてしまった
・彼はいつもは優柔不断な様子なのに、子供が危ない目にあっているときの行動には迷いがなかった
・彼女は優柔不断な性格が災いして何回もチャンスを逃している
・彼は優柔不断で、ランチのとき何にするか聞いても「何でもいい」としか言わない
・交渉相手が優柔不断なため、なかなか合意に至らない

優柔不断の類語や言い換え

優柔不断には複数の類語や言い換えがあります。優柔不断の様子は、選択を迫られているときに決められない、あるいは物事に対し消極的といった性質に分けられ、それぞれに対応した類語を見つけることが可能です。

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前者の類語には「煮え切らない」「逡巡」などがあげられます。後者の意味では、「意志薄弱」「気弱」が類語になるでしょう。ここでは、類語として「煮え切らない」「意志薄弱」をご紹介します。

■煮え切らない

「煮え切らない」は、態度が曖昧ではっきりしない様子を表します。決断を迫られているのに、いつまでもぐずぐずしています。「意見をはっきり言わない」「意思決定をしない」といった態度に対して使われることが多いでしょう。例文をご紹介します。

・彼はいつまでも煮え切らない態度をしているので、みんなが迷惑している
・あの人は煮え切らない返事をしているので、納得していないようだ
・彼は煮え切らない態度なので、取引先から契約を断られた

■意志薄弱

「意志薄弱」は、優柔不断の消極的な側面を表す類語になります。意志が弱く物事をやりとげようとする気持ちに欠ける、自分で決断を下す強い判断力が乏しいなどを表す言葉です。例文を見てみましょう。

・彼は意志薄弱なので、何事も長続きしない
・彼女は意志薄弱なところがあり、委員は務められません
・あの人は意志薄弱で意見がすぐに変わる

優柔不断な人5つの特徴

優柔不断な人にはいくつかの特徴があります。決断力が不足するため物事を決めるのに時間がかかり、決定したことにも自信がありません。決断力がないのは、周囲の意見が気になるからという理由もあります。

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決断することで生じる責任から逃げたいという心理もあるでしょう。このような優柔不断の人が持つ特徴について、5つご紹介しましょう。

1.何を決めるにも時間がかかる

優柔不断な人は日常生活のなかでも、何かを決めるのに時間がかかります。朝起きてからどの服を着るかに迷い、ランチのメニュー選びもあれこれと考えて決められません。

決断が必要な場面でも、選んだことの結果を考えすぎてなかなか実行に踏み出せないこともあるでしょう。決断に時間がかかるのは、選んだことが悪い結果を出すかもしれないという不安があるからです。心配性なことも、優柔不断になる理由のひとつといえます。

2.周囲の意見が気になる

周囲の意見が気になってしまい、優柔不断になる場合もあります。自分の決断が間違っていないか、おかしく思われないかと気になり、決断できなくなってしまうのです。

決断するために周りの意見を参考にしようとしますが、意見を聞いてますますわからなくなることもあります。さらに迷って決断できなくなることもあるでしょう。

3.自分の決定に自信がない

周囲の意見が気になるのは、自分に自信がないことも理由になります。自信がないために自分の決定に確信が持てず、決断ができません。誰かに決めてもらいたいと考えてしまうのです。自信がないため、決断した結果に対しても悩みます。

また、他者の選択が優れていると思い、何を選んでも満足できません。自分の選択について後悔することで、ますます決断を躊躇するようになります。

4.責任から逃れたい

優柔不断な人は、決断することによる責任から逃れたいという心理もあります。決断に責任が生じるのは、主に仕事上でありがちです。

優柔不断な人は、業務上の決断をして周りを牽引するようなリーダーシップを発揮することは難しいでしょう。決断したことが何か悪い結果を出して責任を問われるのではないかと恐れ、責任による圧力に耐えられず、決断を後回しにしがちです。

5.何事も人任せにする

優柔不断の場合、何事も人任せにしがちです。ランチメニューを決めるときも旅行のプランを練るときも、人に決定を委ねてしまいます。

人任せにしてしまうのは、選択の対象に強い興味を持てないということもあるでしょう。何がベストなのかわからず、人に選んでもらった方が楽だと思ってしまうのです。グループ行動でいつも人任せにしていたら、優柔不断といえるかもしれません。

優柔不断を改善する4つの方法

優柔不断は物事を慎重に行うというメリットな側面もありますが、時と場合にもよります。常に優柔不断な態度では、せっかくのチャンスを逃すことも多いでしょう。特に決断力を要求されるビジネスの場面では、優柔不断はデメリットな面が大きいはずです。

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ここでは、優柔不断を改善する4つの方法をご紹介します。優柔不断の特徴を見て自分も当てはまると感じた方は、ぜひ試してみてください。

1.すぐに決める習慣をつける

選択に迷うのは、考える時間があるからです。決断を迫られれば、なんらかの決断をせざるをえません。ますは小さなことから、すぐに決める習慣をつけてみましょう。

朝、服を選ぶとき、昼のメニューを選ぶとき、買い物をするときなど「〇分以内に決める」とルールを作り、実行してみてください。最初はうまくできなくても、毎日繰り返すうちに時間内の決断ができるようになるでしょう。

2.失敗を恐れない

優柔不断になるのは、失敗を恐れるために決断できないという理由もあります。大きな失敗をした経験があると、同じことを繰り返さないために決断を躊躇することもあるでしょう。このような人にとって失敗は悪いことで、絶対にしてはいけないものと考えるかもしれません。

しかし、失敗は次に活かすための学びになり、成長するためのステップにもなるものです。決断してうまくいけば成功体験になり、次への自信となるでしょう。

3.過去の出来事を引きずらない

優柔不断はもともとの性格である場合もありますが、過去の経験が原因の場合も少なくありません。間違った決断をして困った状況になった経験があると、次からはどうしても慎重になるでしょう。

しかし、過ぎたことを引きずってもいいことはありません。過去の出来事を振り返って学ぶことは大切ですが、先に進む勇気も必要です。

4.完璧にこだわらない

ベストな決断をしたいために、優柔不断になってしまう場合もあります。完璧主義の人にありがちです。しかし、どのような決断も、選ぶ前から結果が完璧かどうかを知ることはできません。

結果について考え過ぎると、何も決断することができなくなってしまいます。完璧にこだわらず、自分を信じて決断していくことが大切です。

優柔不断を長所として活かす方法

優柔不断が性格によるものでなかなか改善が難しい場合、長所として活かす方法もあります。優柔不断のメリットな側面に気づき、伸ばしていくようにしましょう。

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優柔不断は自分でなかなか決断できない分、人の意見はよく聞くという特徴があります。自己主張が強くなく、周囲の意見を柔軟に取り入れる面もあるでしょう。リーダーには向かないかもしれませんが、周りをまとめるマネジメントの能力に優れている可能性があります。

また、決断は早ければいいというわけではなく、状況を見極め、検討することも大切です。優柔不断は慎重で思慮深いという性質でもあり、プロジェクトで目標に向けた現状分析を行うのに貢献する長所ともいえます。

優柔不断な人の慎重な姿勢は、リスク回避にも役立つでしょう。状況を分析することでリスクや課題を見つけ、早期に解決することも可能です。

優柔不断は少しずつ改善していこう

優柔不断はなかなか決断ができない性質を意味する言葉で、一般的にはネガティブなイメージがあります。「煮え切らない」や「意志薄弱」という類語を見てもわかるように、好ましい特性とは言えません。もし、優柔不断の特徴に当てはまる場合は、改善に努めてみるとよいでしょう。

ただし、無理して直そうとするのではなく、良い面を長所と捉えて伸ばしていく方法もあります。優柔不断の性質が、会社の業務に貢献できる場面もあるでしょう。

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