旅行で地震や災害が起きたら!持って行きたい防災グッズ

旅行で地震や災害が起きたら!持って行きたい防災グッズ

  • 防災新聞
  • 更新日:2022/06/30
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自宅や職場、学校などにいる際に災害が起こることを想定して、対策を行っている方は多いですが、旅行先で地震などの災害に遭ったら、ということも考えているでしょうか。楽しいはずの旅行が災害により一転してしまうこともありますので、旅行の際にも防災グッズを持って行くこと、災害が起こった場合の行動を把握しておくことは重要です。

そこで今回は、旅行時の災害に関する情報をまとめました。旅行前にすること、旅行先で確認すること、そしてもし災害が起こったらどう行動するのかなどを解説していますので、これから旅行に行かれる方はぜひチェックしてみてください。

旅行に行くなら忘れずに!防災グッズ一覧

まずは、旅行の際に忘れず持って行きたい防災グッズをご紹介します。旅行の荷物のなかには着替えや歯ブラシ、メイク用品など、最低限の必需品が入っていますが、プラスアルファとして次のようなものを持って行くと、万一のときに活用できます。

・モバイルバッテリー
・エマージェンシーシート
・大きめのごみ袋
・現金
・キャンディなどのお菓子
・お薬手帳や保険証、持病の薬
・メガネ、補聴器など
・旅行先周辺のハザードマップ

それぞれどのようなシーンで役立つのか解説します。

モバイルバッテリー

災害時にスマートフォンが使えないと、連絡や情報収集の手段が遮断されてしまいます。電気が止まるとコンセントでの充電もできませんので、モバイルバッテリーを持っていると便利です。

エマージェンシーシート

レスキューシート、サバイバルシートとも呼ばれるエマージェンシーシートは、登山などでも使われる防寒具です。冬場の災害でライフラインが遮断されると、暖房器具も使えなくなり屋内でも寒い思いをします。軽くて持ち歩きに便利なエマージェンシーシートがあれば、寒さから身を守ることが可能です。

大きめのごみ袋

45リットルくらいのゴミ袋は、雨具や非常用のトイレとして活用できます。袋を重ねれば、簡易的な貯水タンクとしても代用可能です。ゴミ袋はかさばらず、さまざまなシーンで役立つので、多めに持っておくことをおすすめします。

現金

キャッシュレス化が進み、現金をあまり持ち歩かない方も多いですが、電気が止まると電子決済ができなくなります。旅行先では何かとお金を使う機会もありますので、現金をある程度持っておくようにしましょう。小銭を多めに持ち歩くと、自販機などの使用に困りません。

キャンディなどのお菓子

災害が起こると、次の食事がいつ摂れるのかもわからなくなります。キャンディや個包装のチョコレートなどがあると、糖分補給にもなりますし、非常事態のなかでも少しだけ気持ちを落ち着かせることができるでしょう。

お薬手帳や保険証、持病の薬

災害が起こらなくても、旅先で体調不良になる可能性はあります。お薬手帳や保険証を持ち歩いていると、いざというときに安心です。日々飲んでいる持病の薬などは、災害を想定して宿泊日数分だけでなく、少し多めに持っていくことをおすすめします。

メガネ、補聴器など

メガネや補聴器、入れ歯など、日常的に使用しているアイテムも、忘れてはいけません。特にコンタクトレンズの方は、コンタクトレンズが入れられない状況になったときに、メガネがないと危険です。準備の際にはこうした生活を支えてくれるアイテムも、忘れないようにしましょう。

旅行先周辺のハザードマップ

自宅や職場周辺のハザードマップは、インターネットで見たり手元に持っていたりする方も多い傾向ですが、旅行先の危険箇所についてはあまり気にかけない方がほとんど。しかし、旅行先で万一避難しなければならなくなった場合、必ずしも地元の方などの助けを得られるわけではありません。

旅行の前には宿泊先と周辺のハザードマップをチェックし、印刷する、スマホで写真を撮るなどして持ち歩けるようにしておきましょう。

※車の場合は防災バッグを入れておくのも◎

飛行機や電車など、公共交通機関を利用しての旅行は、持ち歩ける荷物も限られています。しかし、車の場合は両手で持ちきれないくらいの荷物も、車に入れて移動することが可能です。

自宅に用意している防災バッグを車に積んで旅行に行くのも、1つの方法だといえます。防災バッグには災害時に必要なものがまとめられているので、これがあればもしものときも安心です。

旅行先についたら確認したいことは2点

旅行前は災害について考えていても、いざ旅先についたら楽しさのあまり備えについて忘れてしまう、ということもあるでしょう。しかし、旅行先についたらまず確認してほしいことが2点あります。

宿泊先の非常口や避難経路

1つは、宿泊先の非常口、避難経路です。もしホテルや旅館で地震や火事が起こった場合は、建物内から安全に避難する必要があります。部屋のなかからどうやって出るか、建物から外に出る経路はどうなっているのかを、必ず確認してください。

避難経路は、お部屋によくある冊子のなかの地図に示されていることが多いです。

旅行先の天気

2点目は、旅行先の天気を確認することです。週間天気予報などで、滞在期間の天気を確認し、天候が崩れそうな場合にはあまり遠くに出かけないようにするなどの工夫をしましょう。

せっかくの旅行なので、無理をしてでも行きたいところに行きたいという気持ちもあるかもしれませんが、大雨予報なのに山や崖のような観光地へ行くのは危険です。

実際に災害が起こった場合はどのように行動する?

せっかくの旅行は安全に楽しく終えたいところですが、災害はいつ、どこで起こるかわかりません。もし旅行先で実際に災害が起こってしまった場合には、どのように行動すればよいのでしょうか。

基本の避難行動

基本的な行動は、自宅周辺で災害が起こった場合と同様です。地震のときは机の下で身を守る、屋外にいるときは建物から離れて身を守る、安全な場所へ避難するなどの行動が求められます。

落ち着いたら、土地勘のない場所ですので、自分が今どこにいるのかを地図などで確認する、SNSなどで情報を収集するといった行動を取り、宿泊先に戻るか避難所へ行くのかなどを判断してください。近くに地元住民の方がいる場合には、その土地に詳しい方の意見や指示を仰ぐのも1つの方法です。

観光客は避難所を利用できる?

宿泊先のホテルや旅館の被害が軽ければ、宿泊先で待機ということもありますし、屋外で被災し、「とにかく避難所」と思って動いても、宿泊先へ戻されてしまうこともあるかもしれません。災害が起こったら慌てず、まずどこへ避難すればよいのかを見極めましょう。見知らぬ土地で被災をしたからといって、観光客が特別扱いをしてもらえるということはありません。むしろ避難所の利用の優先度が低い場合もあります。路頭に迷っても助けてもらえない、ということはまずないでしょうが、どこにいても自分の身はまず自分で守る、「自助」の精神を忘れないことも大切です。

宿泊先にいる場合

もし、ホテルや旅館などの宿泊先で災害に遭った場合は、スタッフの指示に従い避難をします。建物内が危険であれば、避難誘導をしてくれます。安全であればその場で待機ということになりますので、慌てて勝手に外に出たりすることのないよう、落ち着いて指示を待ちましょう。

海にいる場合

海の近くで災害に遭った場合は、すぐに海岸を離れるようにします。大雨なら高波や高潮の影響が危惧されますし、地震の際は津波が来る可能性があるからです。防災無線などでの指示が出ることも多いので、常に新しい情報を入手することも忘れないようにしましょう。

山にいる場合

登山やハイキングをしているときに災害が起こったら、崖崩れや落石、なだれなどさまざまな被害に注意する必要があります。避難となると、山を降りることに必死になってしまいますが、落石などの際は下ではなく横方向に逃げるようにしましょう。災害の状況により、留まるか避難するかなどを判断するようにしてください。

橋の上にいる場合

地震の場合は橋が崩れる可能性がありますし、大雨のときは河川が氾濫して、橋の上にも水が迫ってくることがあります。橋の上にいる場合はすぐに橋から離れ、まずは安全な場所へ移動してください。移動したら落ち着いて、どこへ避難すればよいのか、被害状況はどうなっているのかなどの情報収集をしましょう。

いざというときの備えを忘れず、旅行を楽しもう

楽しい旅行で災害が起こるという、暗い想定はしたくありませんが、旅行先で何があるのかはわかりません。いざというときに備え、防災に役立つアイテムを忘れないこと、災害時に役立つ情報を収集しておくなどの準備を忘れないようにしましょう。

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