
星奈が注目する小芦るり華(左)と佐々木完太
こんにちは! ボートレースオタク星奈美紗希です。
いよいよボートレース下関のプレミアムGⅠ「第10回ヤングダービー」が開幕! 30歳未満(基準日は9月1日)の若手レーサーによって争われる大会。今回は羽野直也選手、末永和也選手、上田龍星選手といった実力上位の3選手が選出除外となっています。優勝すればSGクラシックの優先出場権が手に入るため、SG未経験の選手がSG初挑戦の権利を手に入れるチャンスが十分にあるシリーズです。
早速、注目選手を紹介していきましょう。1人目はヤングダービー初出場となる佐賀支部118期生の小芦るり華選手(26)です。7月にA1初昇格を果たした118期生。師匠は8月の福岡SGメモリアルで大いにスタンドを沸かせた宮地元輝選手です。
2023年は小芦選手にとって飛躍の年。1月の徳山オールレディースで初優勝。その勢いに乗って、A1初昇級も決めました。果敢に握っていくレースが魅力的な小芦選手ですが、今回、星奈が注目したいのは、小芦選手の2コース成績の成長っぷりです。
昨年5~10月の2コースの3連率は60%なのに1着率は0%。舟券絡みはあるものの1着は0回でした。「あまり2コースは得意じゃないのかなぁ」という印象がありました。ですが、昨年11月~今年4月の2コース1着率は25・9%、7月~現在は1着率31・2%と目を見張る成長をみせています。
優出回数も今年は混合戦2回を含む8回とキャリアハイを更新中! 女子賞金ランキングでも17位と年末の多摩川PGⅠクイーンズクライマックスに出場できる12人に食い込むチャンスがある位置につけています。
成長著しい小芦選手が、初めてのヤングダービーで、どんなレースを見せてくれるのか。節間〝ちぇーく〟していきたいです。
2人目の注目選手は地元・山口支部の佐々木完太選手です。昨年5月の大村モーターボート誕生祭でGⅡ初優勝。今年3月には平和島クラシックでSG初出場を果たすなど、山口支部の次世代を担うヤングレーサーとして注目を集めていますよね。
鋭いまくり差しは外コースからでもとても脅威的な存在で、道中戦も的確。星奈も出走表で佐々木選手の名前を見ると、1着の舟券を積極的に買ってしまいます。
佐々木選手が前回ヤングダービーに出場したのは2年前。開催地はもう一つの地元水面である徳山で、地元からただ1人出場するも、フライング2本持ちという厳しい状況で予選落ちとなってしまいました。今回はFなしでの出場です! 持ち前の鋭いまくり差しでG1初優出初優勝を期待したいです!
東スポWEB