『lil HYBRID』レビュー。リキッドとスティックで濃密な体験

『lil HYBRID』レビュー。リキッドとスティックで濃密な体験

  • Engadget
  • 更新日:2021/07/22
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フィリップ モリス ジャパンから加熱式たばこスティックとリキッドの組み合わせた、新たな電子たばこデバイス『lil HYBRID』が全国販売中です。税込み価格は6980円、スティックは500円、リキッドが60円です。

筆者もたばこ好きの端くれ。lil HYBRIDの存在は去年から知っていました。スティックとリキッドをどっちも使うだなんて、第3の電子たばこ感があるな〜なんて思っていたら、ついに全国販売が開始したとのこと。じっくり試してみましたのでレビューしていきますね。

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▲今回試用するカラーはコバルト・ブルー。他にも「マット・ブラック」「メタリック・ブロンズ」「プリズム・ホワイト」の全4色を用意しています。右はIQOS 3 DUO

こちらが噂の『lil HYBRID』濃いめでシックかつメタリックなブルーカラーがとっってもクール。高級感のある見た目はかなり所有欲を満たします。IQOSのように付属ケースはなく、本体むき出しです。製品の高さ的にはIQOSのケースと同じくらい。IQOS本体と比べたら結構ゴツく感じますね。ポケットに入れておくにはちょっと不便かなと。充電はおなじみUSB Type-C。約100分でフル充電できます。

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▲ぱかっと。リキッドは指の第一関節くらいの大きさ。

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▲リキッドはカチッとはめるだけ。取り外しはボタン1つで。ややこしいデバイスの準備はありません。

デバイスの準備は非常に簡単。リキッドもスティックもセットするの....?めんどくさそ〜と思っていた自分はどこかに消え去っていった...。

使い勝手にはかなりの進化を感じました。タバコスティックを挿入するだけで起動するオートスタート機能。挿入すれば勝手に加熱、25秒後に喫煙可能。起動時のボタンはもう、いらない時代です。

ディスプレイもフル活用できます。バッテリーやリキッドの残量はもちろん、吸い出せるまで何秒かわかる、残りのパフ数がわかる、オーバーヒートしていることがわかる等。使ってて便利な機能が沢山です。ディスプレイが付いているデバイスって今までもありましたが、なんかイマイチ活用できている感なかったんですよ。個人的にはやっとこういう機能つけてくれたか〜という気持ちです。

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▲バッテリー・リキッド残量

1つのリキッドカートリッジで、約20本ほど喫煙可能。リキッドは税込み60円で別売りなのでまとめ買い必須ですね。

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▲残パフ数。マックス14パフ出来ます。一回のパフ数としてはじゅうぶん。温泉みたいなマークがかわいい。

連続して吸えるのは3本まで。そこからは3分30秒のクールダウンタイムを必要とします。

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▲もう時間切れになりますよ!のマーク。4分ほどで振動と点灯があります。

メンテナンスも快適。2週間ほど試用しクリーニングしてみましたが、ほとんど汚れはありませんでした。リキッドの給油口からちょっとだけ残留液を拭き取れたくらい。

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両端にフィルターが付いていて、スティックの断面からたばこの葉が溢れないようになっています。このスティックのおかげでたばこ葉がデバイスに溜まらない=メンテナンスフリーが実現出来ているんですね。

とてもユーザーフレンドリーな本製品ですが、重要なのはその喫味。さてさて実飲.....となった1パフ目。

正直かなりの美味しさに驚きました。

電子たばこ的ではありますが程よいキック感とリキッドらしい豊富な煙の量、比較的軽いドローですっと吸える中にもある濃密な味わいは、従来の加熱式たばことは一線を画する美味しさです。

160℃という加熱温度やリキッドが絶妙な塩梅でブレンドされているためか、高加熱式たばこ特有の癖のあるニオイがかなり少ないのも個人的には高ポイントです。ドローしたときの感覚としては若干リキッド感が強く、喉にクッと煙が押し込まれる感覚が少ないので紙巻き派の筆者もすんなり吸えました。

1パフ目は本当に非の打ち所がない美味しさですが、ちょっと気になるところも。

それは味のピークが極端に短い点。3〜4パフほどで濃密な味わいは薄れていき、パフ中盤〜終盤はより紙巻きたばこに近い喫味になります。が、いかんせんフレーバーの抜けてきたスカスカ感が目立ち、物足りなさを感じたままフィニッシュしてしまいます。

その物足りなさ解消のため連続吸いすると、余熱のせいか3本目には一瞬吸っただけで口から遠ざけてしまうほど熱されてしまいます。上限の3本まで連続して吸うのはおすすめ出来ませんね。そして何より今後の味わい長持ち改良を望むのは言うまでもありません。

14パフという回数制限は気になりませんでしたが、4分20秒という時間制限は意外と短く感じるかも。美味しいからこそ、もう少しだけゆったり吸いたいものです。

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▲左上からミックス アイス プラス・ミックス アイス。写真下がミックス ミックス

今回試した3種類のフレーバーの中では、ミックス アイス プラスがダントツで美味でした。ハッカっぽいメンソールの効いた爽快感は病みつきになりますよ。他2種は結構甘いです。もったり感はありませんが、フレーバーの主張が強いので好みは分かれそう。普段紙巻きでメンソール!という方はミックス アイス プラス一択になるかもしれませんね。

メンソールが非常に美味しいので後続のメンソール系フレーバーでどんなものが登場するのか非常に楽しみでなりません。

以上、従来の加熱式のみならず紙巻き派も唸らせるようなポテンシャルを持った製品でした。HYBRIDの名に恥じぬ進化したたばこ体験を与えてくれることでしょう。筆者は今後、加熱式たばこのおすすめを聞かれたらまずは『lil HYBRID』を挙げるでしょうね。

関連リンク:lil HYBRID

ジュンヤマグチ

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