自分の生体年齢は何歳?老化リスクを確認できるAIアプリ「Life Leap」を試してみた

自分の生体年齢は何歳?老化リスクを確認できるAIアプリ「Life Leap」を試してみた

  • @DIME
  • 更新日:2023/01/25
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長生きしても健康で居続けなければ意味がない。自分の身体は、どのくらいのポテンシャルがあるのだろうか? その生体年齢がわかるアプリを試してみた。

サプリメントとエイジングケアアプリをセットで販売

先日、これまでオンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan(マルジャン)」などヒットゲームやアプリを手がけてきた株式会社シグナルトークが、その開発ノウハウを元に、AIとITを用いて人々を健康にする新しいプロジェクトをスタートした。

すべての遺伝子を活性化させる物質を含むと言われる「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」のサプリメントの定期宅配による販売を開始するとともに、若さの測定とAIの統計的情報によるエイジングケアのアドバイスが受けられる新サービス、「Life Leap(ライフリープ)」を2022年12月15日(木)にリリースした。

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3種類のNMNサプリメント

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AIアプリイメージ

新しいのはNMNのサプリメントと共に、アプリで日々変化する健康年齢を随時、判定しながら健康を目指せるところにある。

「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」とは

「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」とは、人間やその他の生物の体内に存在しており、ビタミンB3(ニコチンアミド)を材料として作られる物質のこと。NMNは、老化が進むかどうかを決めると言われる「SIR2遺伝子」を含むSIR1~SIR7のすべての遺伝子を活性化させることが研究結果として証明されているという。

近年、ハーバード大学や慶應大学などで、人や動物が細胞レベルで若返る研究が進み、実際に研究成果も多く出始めている。

今回、シグナルトークは一般社団法人 予防医療研究協会の会長である苅部淳氏の監修のもと「NMN」のサプリメントを開発した。メーカーによる安全性試験だけではなく、独自に徹底した完成品の動物安全性試験を行うなど、安全性にこだわっている。

そもそも、なぜ麻雀ゲームをヒットさせている会社がヘルスケア領域へ参入したのか。同社の代表取締役である栢(かや)孝文氏に話を聞いた。

「創業時のメンバーがうつ病で退職してしまったことでショックを受け、原因について調査を始めたところ、食のバランスが悪いことによって、幸せホルモンのセロトニン分泌が減ってしまうことを知りました。当時、私もよく風邪をひいたり、逆流性食道炎や胃痛、頭痛などに悩まされていましたが、食生活の改善をし、サラダを食べるようにしたり、コンビニのお弁当やファミレスへ行くのをやめたりした結果、健康状態が劇的によくなり、何年も快調が続いています。

様々なデータや、世界中の書籍を何千という数を調べる中で、食が健康状態に密接にかかわっているということを知り、それを皆さんに広く伝えていかなければと考えました。頭痛や腹痛で会社や学校へ行けなくなるといったことも、食を見直すことで改善する場合もあります。このように、食生活を見直すことが体の不調の改善につながることを広く知ってほしいと思ったのをきっかけに、アプリを作ることを決意しました。

日本人の死因のほとんどと言われる三大疾患(がん、心疾患、脳血管疾患)はすべて老化がリスクを高めると言われています。もし老化を止めたり、せめて遅らせることができたりすれば、これらの病気が根本的に解決できるのではと考え、NMNに着目しました」

AIアプリ開発背景

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「Life Leap」を紹介する栢孝文氏

サプリメント購入者は、エイジングケアにまつわるAIアプリ「Life Leap」を無料で利用できる。

顔の写真撮影で「見た目年齢」を算出してくれたり、「AIカウンセリング」でいくつかの質問に答えることでエイジングケアの効果を見える化し、論文などのエビデンスと約1,000人のデータのシミュレーション分析により数値化し生体年齢を導き出してくれたりする。

栢氏はこのアプリの開発背景について次のように述べる。

「サプリメントの製造販売と、AIアプリの両方を提供するのは弊社が調べた限りでは世界初の試みです。サプリメントは薬品ではないので、販売して終わり。効果効能は言えないですし、測る必要はない。しかし効いているという実感が重要だと思い、自分の状態を何らかの形で測れるものを作りたいと思いました」

AIアプリ「Life Leap」の一部を試してみた

今回、NMNサプリメントを飲んではいないものの、特別にAIアプリ「Life Leap」の一部の機能を試させてもらった。

●顔年齢判定

顔年齢判定は、スマートフォンのカメラで自分の顔を撮影するだけで「顔年齢」がわかるというもの。早速試してみた結果、次の判定結果となった。ちなみに筆者は現在、40代前半である。

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2種類のAIが算出してくれる。Amazon AIでは実年齢より若い。しかしMegvii AIは48歳と、実年齢を上回ってしまった。ちょっぴりショック!

●AIカウンセリング

続いては、AIカウンセリング。数問、食生活や生活習慣についての質問に「はい」か「いいえ」で答えていく。

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AIカウンセリングは、統計的情報から独自AIが算出したもので、健康に関する情報やアドバイスで生活改善を促すという。食事や生活習慣が、見た目の若さや体調に与える影響について、国内で独自に集めた996人のアンケートデータを統計的に処理するほか、専門書籍などを利用しているそうだ。

そして判定結果はこちら。「39.0歳」と、実年齢を下回っていて嬉しい! 筆者は健康的な食事や生活にはかなり自信があったので満足。しかし思っていたより若くはなかった……。

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また「あなたの老化リスクを下げている行動」がパーセンテージで表示される。生活習慣の改善をしていくヒントになりそうだ。

顔年齢もAIカウンセリングも何度でも受けられ、判定できるので、サプリメントを飲みながら定期的に行うことで自分の健康改善効果がわかるというわけだ。

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サプリメントとAIアプリが同時に提供されることで、健康意識がより一層高まりそう。ヘルステックの一つとして注目といえる。

【取材協力】
栢孝文氏
株式会社シグナルトーク 代表取締役
1999年3月大阪市立大学大学院工学研究科情報工学専攻卒業、1999年4月(株)セガ・エンタープライゼス入社、2001年11月(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント入社、2002年8月SignalTalkCorporation 設立<米国>、2006年12月株式会社シグナルトーク設立、2021年2月「FoodScore」リリース、2021年12月「Corona Lab」リリース、2022年06月『新型コロナ発症した人 しなかった人』を出版(株式会社幻冬舎)。

取材・文/石原亜香利

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