巨人・中田翔の“プロ初犠打”だけじゃない! 原監督「ガマン采配」を他球団警戒

巨人・中田翔の“プロ初犠打”だけじゃない! 原監督「ガマン采配」を他球団警戒

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  • 更新日:2022/05/14
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2連勝を飾りファンの歓声に応える原監督(東スポWeb)

巨人・原辰徳監督(63)の「ガマン采配」にライバル球団から警戒の声が上がった。巨人は13日の中日戦(東京ドーム)に中田翔内野手(33)のプロ初犠打、復活3号2ランなどにより5―2で2連勝を飾った。そんななかセ他球団からは「これまでの原采配では考えられない」と逆境の中でのタクトに驚嘆の声が湧き起こった。

1―1の4回無死一、二塁で背番号10がバントの構えを見せると東京ドームが大きく揺れた。中田が大野雄の2球目131キロツーシームを投手前に転がし成功させると場内から大きな拍手が送られた。プロ15年目6245打席目で初犠打をマークした中田は、ベンチで笑顔で出迎えられた。続く大城の二ゴロで巨人が1点を勝ち越した。

これだけでは終わらない。中田は6回に中前打を放つと1点リードの8回には左翼スタンドに3号2ラン。「確信歩き」からバットを投げると三塁を回る際、大きく吠えた。中田が先発・戸郷にリーグトップの5勝目をプレゼントした。

原監督は「彼らしいね、思い切りの良い、初球をというところにね、非常に価値がある」と復活弾に目を見開いた。プロ初犠打には「あ、そうですか。へー」と淡々。「不慣れではあるでしょうけれどね、バントというのは。しっかりと決めたというところに、価値が出るわけですね」とうなずいた。

現役時代の阿部作戦コーチや坂本にも犠打のサインを出す指揮官からすれば当たり前の作戦。中田は「初めてのバントで緊張しました。チームの勝利のために全力でプレーするだけです」と殊勝だった。

坂本、吉川の二遊間をケガで欠くなか、4月28日以来の2連勝と状態が上向いてきた。巨人OBであるライバル球団関係者は「新人の赤星を12失点まで引っ張ったのを見て今年の原監督は育成にも本気だと分かった」と振り返る。

3日の広島戦(マツダ)では、赤星が序盤から打ち込まれ、2回で9失点も指揮官は続投を指示。4回途中12失点で交代となった。「巨人は常に戦う姿勢を見せないといけない立場。いわゆる〝捨て試合〟は許されなかった」と前出のOBは驚きを隠さない。

「長い目で赤星の成長を願っての続投だろう。それに加えて守備を固めたうえで攻撃力を求めるのが原野球。守備に不安のあるウォーカー、ポランコ、広岡へのガマンはこれまでの原監督なら考えられなかった。打撃での大きなリターンを期待してのものだろう」(同)

不調に陥っていたポランコはこの日、4打数4安打1打点。7打席連続安打中と爆発し指揮官の期待に応えた。中田の復活も復帰後すぐスタメンで起用し続けた結果と言える。

試合後「出口は見えたか?」との問いに「ガマンは続くよ。どこまでも。どこまでも」と笑顔で応じた原監督。孝行息子たちの恩返しが続けば、再び首位に返り咲く日もそう遠くはなさそうだ。

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