日ハム・新庄監督「巨人・菅野獲得」へ?移籍は絶望的に思えるが勝算は...

日ハム・新庄監督「巨人・菅野獲得」へ?移籍は絶望的に思えるが勝算は...

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  • 更新日:2022/11/25
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新庄剛志 (C)週刊実話Web

新本拠地・エスコンフィールド北海道(北広島市)が規定を満たさず、新球場元年の出鼻をくじかれた形の日本ハム。そこで、新庄剛志監督は起死回生の「ジャーニーマン(渡り鳥)計画」に着手した。それが、かつてのドラ1指名、巨人・菅野智之のレンタルだ!

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常識的に考えれば、絶対ムリと思える巨人のエース獲得――。だが、これまで数々の奇想天外な策で旋風を巻き起こし続けている日本ハムの新庄剛志監督は、「勝算がある」と見ているという。側近のファイターズOBがこう話す。

「菅野智之投手は実に義理堅い男。入団拒否で義理を欠いたと考え、今でも日ハム球団関係者に事あるごとに頭を下げ、ファンに対しても傷付けてしまったと心を痛めている。そこで新庄監督がチーム間を渡り歩く〝ジャーニーマン(旅人・渡り鳥)計画〟を原辰徳監督に提案し、好感触を得ていると聞く」

菅野は日本ハムと深い因縁がある。発端は2011年のドラフトだ。

伯父が率いる巨人入団を希望し、「巨人以外からの指名はお断り」として臨んだが、日ハムが1巡目指名を強行し競合に。結果は日ハムが抽選で交渉権を獲得。菅野は東海大の卒業延期制度を利用して大学に残り、翌年のドラフトで巨人の単独1位指名で夢を叶えた。

「この『巨人愛』を思えば、日ハム移籍は絶望的に映る。しかし、菅野は2020年オフにポスティングシステムでメジャーリーグ(MLB)移籍にトライするなど(最終的に残留)、『ジャーニーマン』を追い求めている。海外FA権を取得した昨年、そして今年も『旅』の計画を立て、結果は3年連続で断念したが…」(同)

日ハムに“借り”がある巨人

MLBでは、必要とされるチーム間を渡り歩く「ジャーニーマン」は、実力者の証し。新庄監督自身もNYメッツ→SFジャイアンツ→メッツを渡り歩きキャリアを積んだ。そこで菅野に対し、渡米しないのであれば「一度巨人を離れて旅に出れば帰還したときに必ず役に立つ」とレンタル的な国内移籍を勧めているのだ。

菅野の今季年俸は6億円(推定)。年齢的に、この先のMLB転身は現実的でない。だが、V逸の巨人では昇給も難しい。他方、新球場元年で看板スター選手を欲している日ハムなら夢は広がり、財源も確保済み。

「チーム1、2位の高給取り、近藤健介外野手と宮西尚生投手を事実上〝整理〟しました。近藤は2019、20年と2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得し、通算打率3割7厘の巧打者。必要な戦力ですが、今オフ、他球団へのFA移籍が濃厚と見られており、2億5500万円(今季年俸)が浮く計算です」(野球担当記者)

今季2億5000万円だった宮西とは、11月11日の契約更改交渉で2億円ダウンの5000万円プラス出来高で単年契約。2人合わせて5億円近いコストカットに成功し、FA残留した場合の近藤のアップ分を加えれば、菅野獲得に必要な6億円は容易に賄える。

日ハムと巨人は毎年のようにトレードを行う昵懇の関係。しかも巨人は、昨季途中に中田翔内野手を無償トレードで譲り受けた〝借り〟がある。「新球場元年、元ドラ1指名の菅野は『手伝って』と請われたら、むげにできない」(巨人関係者)という事情もある。

来季の日ハム二軍監督は木田優夫氏、巨人二軍監督は二岡智宏氏。ともに巨人のドラフト1位と逆指名入団選手で、かつ日ハムでもプレーしたジャーニーマン。彼らが双方向からこの計画をバックアップするという。

“阿部”の次を考え決断するか

パ・リーグも菅野の日ハム入りに期待を寄せる。「道民ばかりでなく、全国のファンが菅野とオリックス・山本由伸との因縁対決を楽しみにしている」と言うのは、2人をよく知る放送関係者。ともに沢村賞獲得経験があるエースだが、リーグが異なるため、公式戦での直接対決はない。新庄監督が新球場の目玉に期待する狙いはここにある。

「2人の関係が極めて微妙だからです。菅野が2019年当時、付き合っていたのがモデルの野崎萌香。菅野の自宅の合鍵を持つ仲で、MLB転身を機に結婚が噂されていました。しかし、21年に菅野がMLB挑戦を取りやめた時期に破局し、その後、彼女との交際が報じられたのが近い将来、間違いなく渡米する山本です。事情はどうあれ、元カノを奪われる形となった菅野にとって気分のいいものではありません。2人の投げ合いは遺恨のプレミアムカードとなります」(夕刊紙記者)

菅野はこれまで開幕投手を8度務めるなど、エースとして巨人を支えてきた。しかし、今季は桑田真澄投手チーフコーチの手腕で昨年ドラ1の大勢、同3位の赤星優志、2年目の戸田懐生、平内龍太、山崎伊織、さらに堀田賢慎、井上温大、直江大輔といった若手がプロ初勝利を挙げた。同一シーズン8人のプロ初勝利は、プロ野球初年度の1936年を除くと史上初。菅野抜きでも十分に優勝を狙える若手投手陣に整備した。

一方で前ブルージェイズの左腕F・グリフィン投手を獲得する方針で、菅野の存在が若手投手陣の芽を摘むことにもなりかねない。菅野のレンタルは伯父だからこそできる英断でもある。

昨オフ、新たに3年契約を結んだ原監督は、2年後に阿部慎之助ヘッドコーチにバトンを渡す意思を固めているという。投手王国を復活させ、自身の主導で新政権に移行させることで阿部ヘッドに恩を売り、「次の次の監督」の流れを作ろうとしているのだ。

これまで「阿部の次」は次世代の坂本勇人が有力だったが、週刊誌が報じた中絶トラブルで白紙に戻り、同世代の菅野が浮上。この大きな流れを見越したのが、新庄監督の「菅野ジャーニーマン計画」。原監督が感興をそそられ、その気になる理由はここにある。

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