横浜・上瀬谷跡地で田植え体験 わずかに残る水田で児童ら

横浜・上瀬谷跡地で田植え体験 わずかに残る水田で児童ら

  • カナロコ by 神奈川新聞
  • 更新日:2022/06/23
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旧上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷、旭区)の開発に向けて水田が次々と埋め立てられる中、市立瀬谷小学校(同市瀬谷区)の児童25人が同跡地にわずかに残った水田で田植えを体験した。

参加したのは個別支援学級の1~6年生の児童25人。膝の高さまである泥に足を取られながらも協力して苗を植え、5年生の男児(11)は「すごく楽しかった。おいしく育つように心を込めて植えた」と笑顔を見せた。11月には稲刈りを行い、収穫した米はみんなで食べる予定だという。

環境保全活動を行う「瀬谷環境ネット」(宮島行壽代表)が続けてきた水田・谷戸を守る活動の一環。同団体は地元の所有者から借りた約500平方メートルの水田2枚で、2009年から地域の小学生や市民と共に稲作を行ってきた。

跡地では27年に開催予定の国際園芸博覧会やその後のまちづくりに向けた再開発を見越した水田の埋め立てが進む。同団体が借りていた水田も2年前に所有者の要請で返却し、すでに埋め立てられた。この日、子どもたちが田植えをしたのはわずかに残った10平方メートルだ。

宮島代表は「長く米軍施設だったことで残った貴重な自然。田んぼはあまりにも小さいけれど、田植えができてよかった。次の世代によりよい自然をつなぐため最大限努力したい」と語った。

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