
山陰中央テレビ
ルパン三世シリーズなど多くのアニメ作品を手掛け、2022年、亡くなった島根県津和野町出身のアニメーター・大塚康生さんの作品展が益田市で開かれています。
お馴染みの愛車・フィアットに乗っているのはルパンと次元。2022年3月、89歳で亡くなった津和野町出身のアニメーター・大塚康生さんが描きました。益田市の石見空港で開かれている「伝説のアニメーター大塚康生」展。「ルパン三世・カリオストロの城」の作画監督を務めるなど数々のアニメ作品の製作に関わった大塚さんの偉業が紹介されています。会場には、メカの描写を得意とした大塚さんがデザインを手掛けた「ミニ四駆」や少年時代に魅了され、アニメーターとしての原点にもなった緻密な描写の蒸気機関車など貴重な資料が展示されています。また、ターミナルのレストランの壁には大塚さんが描いたルパンなどの作品パネル。その緻密さからアニメーターとしての大塚さんのこだわりを垣間見ることができます。
益田市空港対策室主任主事・渋谷茂雄さん:「地元の人でも知らない人が~この作品を見て頂けたらと思います」
「伝説のアニメーター大塚康生」展は1月31日まで開かれています。