
22日放送の『キョコロヒー』(テレビ朝日系)に、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルさんが出演。
会社員時代にしたある失敗が原因で、取引先を出禁になった過去を明かしました。
■手土産の漬物が腐ってしまった
芸人になる以前、神戸の会社で奈良漬けを売る仕事を3年ほどしていたというナダルさん。取引先との大事な商談の直前に、渡す予定だった漬物が腐っていたことに気付きます。
しかし、困ったナダルさんは、「ここで腐ってるって…すいませんでしたって言ったら、どうなるんやろうって…」と考えがよぎったといい、そのまま腐った漬物を渡したそう。
「『今ちょっと夏ですし、腐ってる状態なんですけど…普段はもっといい匂いで』」「『味も腐ってますんで』って言って…」とそのまま渡そうとしますが、取引先に「『クサッ!』って…」と言われてしまい、案の定ごまかしきれなかったようです。
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■取引先を出禁に
その結果、取引先を「出禁ということに…」なり、上司と一緒に謝りに行ったことを明かしました。
ナダルさんは、当時について「堂々としてたら、(相手が)『クサいけど俺間違えてんのかな?』ってなるかなって…」と話し、「そこ触れんかったら、商談としては合ってんのかな、みたいな感じに…ならなかったですね」とひと言。
最後には「すいませんでした」と反省の言葉を口にしていました。
■営業車で運搬中に衝突事故も
会社員時代にはもう1つ、大事件を起こしたナダルさん。営業車で主力商品を運搬中、バックをしている際にブレーキを踏み間違え、車ごと電柱に衝突する事故を起こしてしまいます。
「車がね、1/3くらい電柱にめりこんでた」と語るナダルさん。車のガラスは割れ、後ろのドアも取れてしまうという、悲惨な状況になっていたそうです。
車に載せていた漬物の樽は、ラップのみの蓋だったこともあり、散乱したガラスが大量に中へ。
■なぜか実家へ、ナダル流の処世術
困ったナダルさんは、運搬の帰り道が実家を通る道だったこともあってか、なぜかそのまま実家へ向かいます。
「放心状態」のナダルさんを見た母親は、膝から崩れ落ち「『クビやん、こんなの』」とひと言。
ナダルさんは、このピンチに、「あたかも違う原因があったかのように…『何で、あんなところに電柱あんねん』みたいな…『こんな、みんな頑張ってやってくれてるのに』って、悔しがってましたね」と切り抜けたと語りました。
最後には「つらかったですね…」とつぶやきましたが、司会のヒコロヒーさんから「『つらかったですね』ちゃうねん」と鋭いツッコミが飛び、スタジオの笑いを誘っていました。
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(文/fumumu編集部・kuro)