
2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が5日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。旧統一教会と関わる自民党の今後について言及した。
■今後どうしていくか
自民党と旧統一教会のずぶずぶの関係性は、連日のようにメディアによって報道されている。
この状況を受けて、「事実関係の調査は多分もう証拠が残ってないので『わかんないよね』でうやむやで終わると思うので、過去どうだったかっていうより、今何すべきなのっていう話にちゃんとシフトしたほうがいいと思うんですよね」とひろゆき氏。
今後の調査が重要であると持論を述べた。
関連記事:ひろゆき氏、TVでも旧統一教会を痛烈批判 「日本は止めようがない」
■自民党茂木幹事長の対応を疑問視
旧統一教会の実態を明らかにするため、立憲民主党の西村智奈美幹事長は4日に、被害者調査委員会の設置プランを提案した。しかし、自民党の茂木敏充幹事長はこの提案を拒否している。
この一連の流れに対してひろゆき氏は、「調査しないのまずいんじゃないの?」と疑問視した。
■これからの対応
ひろゆき氏は、旧統一教会が名称変更を行った当時の文部科学大臣である下村博文氏に対して、今後の対応を求める。
「これから(自民党が旧統一教会との)関係断ち切りますっていうのであれば、末松文科大臣に『宗教法人法使って統一教会調査しろ』って言うとか、自民党の中にある国家公安委員長に『統一教会の調査しようぜ』って、今やるべきことをちゃんとやれよ、って反省したほうがいいと思うんですよね」と言及した。
■末松文科大臣の発言を批判
自民党と旧統一教会との関係性について議論が進む。
ひろゆき氏は、「悪いかどうかわからないんだったらじゃあ調査しようっていう結論になるはずなんですよ。」「その調査権限を持ってるのが末松文科大臣なんですよ」と、末松信介文部科学大臣の名前を挙げる。
末松文科大臣の言動については、「それ(調査)をやりますか、っていうのに対して『やりません』って言っちゃってるんですよね」と、調査を否定していることを伝えた。
また、「末松大臣って統一教会からお金もらってるし、選挙応援もしてもらってるんですよ。それはもう完全に癒着じゃないすか」と、末松文科大臣と旧統一教会の関係についても指摘している。
・合わせて読みたい→舛添要一氏、右寄り政治家の思想に持論 「教団本部に吸い取られている」
(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)