
◆卓球◇世界選手権個人戦 第7日(26日、南アフリカ・ダーバン)
【ダーバン(南アフリカ)26日=林直史】女子ダブルスで木原美悠、長崎美柚(ともに木下グループ)組が銅メダルを獲得した。準決勝は王芸迪、陳夢(中国)組に1―3で敗れた。
“ダブルみゆう”は準決勝でも笑顔を忘れず、戦い抜いた。準々決勝で早田ひな(日本生命)、伊藤美誠(スターツ)組を破った中国ペアに、第1ゲームは木原のサーブや長崎のバックハンドでリズムをつかみ、11―8で先取。ただ、長崎が「勢いだけでは勝てない相手。すごく頭を使う試合になる」と警戒していた通り、対応してきた第2、3ゲームを落とした。
第4ゲームは3―5からタイムアウトを取り、長崎のチキータや木原のバックプッシュで得点を重ねて10―6でゲームポイントを握ったが、あと1点が遠く11―13で引っ繰り返された。準決勝は悔しい結果となったが、世界卓球個人戦は初出場で堂々のメダル獲得となった。