レアル・マドリーの貯蓄政策 放出対象9選手に声が懸からず大苦戦

レアル・マドリーの貯蓄政策 放出対象9選手に声が懸からず大苦戦

  • SPORT|スポルト
  • 更新日:2021/01/13
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現状マドリーに戻ってくる恐れのあるベイル

レアル・マドリーの貯蓄政策は、昨夏と同じように苦戦を強いられることになりそうだ。今は売却で現金化することを優先するのではなく、給料を節約して収支を均衡させることが目的である。

売却における問題は、市場に出した選手らが自身のパフォーマンスを発揮できておらず、さらには高額なサラリーも相まって、興味を示すクラブを後退させていることだ。

レアル・マドリーは放出可能な選手のリストを作成しているが、各選手の移籍金に加えて、移籍先の関心を保つための選手の給料の問題が売却の交渉を複雑化させている。

それはすでに昨シーズン、ハメス・ロドリゲスに残っていた契約年分1500万ユーロ(約20億円)の給料を節約するためにエヴァートンへプレゼントすることになった件で見られた。結局、アクラフ・ハキミのような期待の若手をインテルに売って現金を作ることになった。

■ベイルをトップに
マドリーが直面している困難を最もよく表しているのは、ガレス・ベイルだ。2年以上前から売却を試みていた選手だが、価格や年俸について一部のクラブから問い合わせがあった以外に確定的なオファーはなかった。マドリーは要求を下げ、最終的には給料の半分を負担することで、彼をレンタルすることに合意した。しかし、ベイルはもはや爆発的で強靭だった若者ではなく、31歳にして怖いほどの怪我の記録を持っている。それにより、トッテナムは買取に消極的である。同選手は自身の最後の年の契約を果たすためマドリーに戻り、同クラブから3000万ユーロ(約38億円)を吸い取る恐れがある。

一番の解決策は、高額な給料を節約するために終わりを迎える選手を売ることだ。例えばラモス。35歳を迎える同選手は、29歳の時と同じ金額を得ることを熱望している。2500万~3000万ユーロと2年契約を要求している。さらに市場に出ているイスコ、ヨヴィッチ、マルセロ、オドリオソラ、マリアーノ、セバージョス(アーセナル)、ベイル(トッテナム)、マジョラル(ローマ)、ブラヒム(ミラン)らを売却できればかなりの負担を減らせることになる。

マドリーは彼らを売却して、その現金で他の選手の契約更新に向き合う努力をしているが、コロナウイルスの危機によって経済はひっ迫しており、特に中小規模のクラブはどこもバーゲン品を探しているような異常な状況である。パフォーマンスが落ちているにもかかわらず高額な給料を受け取る選手を欲しがる者は誰もいない。

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