物価高や安全保障政策、新型コロナ感染対策など様々な争点を巡り、各候補者が22日から舌戦を繰り広げています。暮らし、教育、経済、医療。一票を投じる私たち有権者は政治に何を求めているのか?切実な声を聞きました。
記者リポート:
「コロナや物価高などによる経済の不安のが尽きない中、有権者は何を思い、何を求めるのか、街の方のリアルな声を聞いてみます」
母親:
「気になっているのは物価高です。色んなものを買おうと思ってスーパーに行くのですが、なんか高い!魚高い!子どもが食べやすい魚なので。なんていうんだろう。食べさせる量が減った。ぜいたく品は仕方がないが、生活に関わるものは、絶対値上げしないでほしい」
女性:
「私はやっぱり、主婦ですから光熱費ですね。うちの場合は(家族が生活する)時間帯が違うもので、仕事の関係でだから、どうしても光熱費がかかるときが多いです。身近に感じることは、水道料金であれ何でもみんな一緒に値上げしているでしょ。やっぱり、生活しやすくなってほしいですよ」
自営業の女性:
「私が求めるのは、半導体を何とかしてほしい。うちは自営なので特に新車とか入ってこなくて困っています。なので半導体を早急に対応してほしい。いまは注文は受けますけど、納品ができないので困っています」
男性:
「公園の規制が厳しい。近所の公園とかでもボール遊びをしてはいけないということを含めて、それだったら公園じゃないじゃん。子どもたちも遊べないじゃん。(Q:世の中が堅苦しくなっている?)そうですね。そんな感じです」
一方、不祥事が続く政治家に苦言を呈する有権者もいました。
男性:
「私が思うには、政治家である前に一般人の気持ちになって考えてほしい。やることをやってくれればいいんですけど。政治っていうのは金銭というものより、昔の気持ち、少しでも良くしようとか、地方を良くしようと。そういうふうに考える方がいいと思います。投票権がある以上は、やっぱり当選させるのは私たちでもあるけども、辞めさせるのも私たちに力を与えてほしいと思います」