雨で外遊びができない日にも◎秋の味覚をおうちで楽しむ「簡単りんごパイ」【子どもの心を育てるレシピ vol.4】

雨で外遊びができない日にも◎秋の味覚をおうちで楽しむ「簡単りんごパイ」【子どもの心を育てるレシピ vol.4】

  • クックパッドニュース
  • 更新日:2020/10/17

子どもに「食」の大切さを伝えたいと思いつつも、日々忙しくてなかなか教える機会がないという親御さんも多いのでは? そこで、子ども料理研究家・武田昌美さんが、子どもと楽しくトライできて心も育てられるレシピ、料理を通して子どもが得られる学びについて、わかりやすく解説! 気負わず、自然と生活の中に取り入れられる簡単料理で、とっておきの親子タイムをお過ごしください♪

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秋を感じながら「りんごパイ」作り

すっかり秋めいてきました。子どもを自転車に乗せながら、抜けるような青空のもとの澄みきった空気が気持ち良く感じます。子ども料理教室・リトルシェフクッキングの最近のレッスンで「今は、春夏秋冬? どーれだ?」と聞くと、秋でも「夏―!」と答える子どもが結構います。「暑い=夏」と考えているからでしょう。子どもは年中走り回って暑いですもんね。

そんな子にはドングリで季節を感じてもらいます。
「そう言えば、ドングリはもう見つけた?」と聞くと、すぐさま得意げに「公園でとったよ!」「いいね!じゃあ、もうドングリが秋を連れてきてくれたんじゃない?」と言うと、「そっか、今は秋だ!」と実感してくれます。

今回は、そんな秋を感じることができる果物「りんご」を使ったパイをご紹介します。このレシピは、冷凍パイシートを使用することで、見栄え華やかなパイを子どもと手軽に作ることが出来ます。雨で外遊びができない日などに、ぜひ挑戦してみてください。

レシピ

<子どもレシピ>さんかくりんごパイby リトルシェフクッキン

料理を通じて学びの種まきをする「EduCooking」レシピです。今回は形やりんごの食育について学びながら作ります。

作り方動画

りんごパイ作りから学びの種まきはできる?

私はリトルシェフクッキングにて、料理をツールにした学びEduCookingを提唱しています。子どもは料理が大好きなので、せっかくならそこで大人が「学びの種まき」をすれば、子どもは楽しみながら学べるはずです。
今回のりんごパイ作りでは、3つの学びの種まきができると考えます。

1. りんごを手に入れるところから子ども達に任せる

「りんご狩り」を実際に体験することはもちろん、それはちょっとハードルが高いな……という方は、「スーパーで好きなりんごを選んでもらう」だけでも十分です。「一番おいしそうなりんごをじっくり見てみて。これっ!と思ったものを手に取ってカゴに入れてね! チャンスは一回。さあ始めてごらん」と、声をかけたら真剣にベストなりんごを選んでくれるはずです。

そのまま食べてももちろんおいしいですが、子どもが思い入れを持って選んだ「りんご」を使ってパイを作るという“親子時間”も素敵ですね。

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2. りんごについての食育クイズ

「りんごがおいしい季節はいつだろう?」「りんごの花って何色だと思う?」「何でりんごは赤や緑色なのに、お花は白いんだろうね?」こんな声かけもしながら、一緒に考えてみてください。

ここでのポイントは、正しい答えを事細かに説明するのではなく、一緒に想像力を膨らませながら、時には大人は固定観念の枠を取っ払って、子どもと一緒に「考える」ことが大切です。子どものイマジネーションの世界に一緒に飛び込んでみてください。

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3. パイを包む際の形に着目する

大人の当たり前が子どもにとっては、小さな学びになることも。一緒に作る際は、「初めのパイシートの形は四角。どうすれば三角のりんごパイになるかな?」「半分に折ってみると……三角になる!」のように「形」に注目した声かけをしながら作ってみてください。

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子どもの「好き」から知識の幅を広げていく

さて、最後に更に踏み込むバージョンのご紹介です。
我が家は昨年、長女の小学校受験があったので、もう一歩踏み込んで「りんご」を活用しました。りんご狩りをして、造形、絵画、料理という流れで学び、知識の幅を広げました。

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娘を塾やお教室系には通わせずに、子どもの「好き」をとことん極める方法で受験に臨んでいたので、このようなアクティビティを最も重要視していました。娘は料理が好きなので、出来る限り料理から学びが派生するようにしていたためです。

私の考える幼児教育は、まず初めにその子の「好き」を見つけ、それを一緒に考えることだと思っています。
認知能力は目に見えて成果が出るので、早く漢字が書けるようになったり、難しい計算ができるようになるのは親としてはやはり嬉しいもの。しかし、いわゆる非認知能力と言われる「その子の人生の礎を築く力」は、どれだけ幼少期にそれを養ったかが鍵になると感じています。

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自分が目利きして選んだりんごで素敵なパイを作る。それを家族が「おいしい、ありがとう!」と笑顔で食べてくれる。ちょっぴり恥ずかしいけど、心があたたかくなる。「嬉しいな」という気持ちを抱く。こういう経験が大切であると感じています。

武田昌美(子ども料理研究家)

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リトルシェフクッキング(株)代表取締役。フランスで料理の修行をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに料理の楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと強く願い、2017年より「ママも知らなかった才能が花開くクッキングスクール」をコンセプトにした料理教室『リトルシェフクッキング』を主催。保有資格は、フードコーディネーター、スパイスマイスター、食品衛生責任者。2019年3月、子どもが一人一人料理できる料理教室『リトルシェフクッキングEduCooking Lab』を東京都世田谷区にオープン。

【HP】https://little-chef-cooking.com/(ご予約はこちらから)

【Instagram】@masamis__kitchen

【YouTube】リトルシェフクッキング

【ブログ】子ども料理研究家 武田昌美の食育ブログ

【クックパッド】武田昌美のキッチン

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