「結果思考」をする人こそが本物の〝プロ〟~RIZAP・瀬戸社長の仕事論~

「結果思考」をする人こそが本物の〝プロ〟~RIZAP・瀬戸社長の仕事論~

  • @DIME
  • 更新日:2017/09/16

9/16発売のDIME11月号では見た人すべてに衝撃を与えたビフォー&アフターのCMが話題となったRIZAPを特集しています。
最近ではゴルフや英語、料理など事業を拡大し、アパレルや出版社など企業買収を積極的に進めるなど、急成長を遂げる。RIZAPの成功の秘密をDIMEが総力取材! 今回のその一部を@DIMEをご覧の皆さんにお届けします。

No image

オンラインでのご購入はこちらから!
Amazonhttp://amzn.asia/3dhuICT楽天http://books.rakuten.co.jp/rb/15115443/7nethttp://7net.omni7.jp/detail/1205579111

2012年に1号店をオープンして以来、わずか4年の間に急成長を遂げたRIZAP。このビジネスが生まれたきっかけから今後に見据える未来まで、RIZAPグループを率いる若きリーダー瀬戸社長に聞いた。

No image

必死で何かに取り組む プロセスも目的の一部と考える

時代に合ったビジネスを展開する——それは経営の根幹だ。そしてライザップのビジネスモデルは今の時代に適合していた。

瀬戸健社長が話す。

「マズローの欲求5段階説ってご存じですか?」

人間はまず『生理的欲求』、次に『安全欲求』を満たしたいと願う。3段階目は、社会、家族などに帰属したいと願う『社会的欲求』。昭和の日本社会は、多くの庶民にこれを与えてきた。

「しかし4段階目、人に認められたいと願う『承認欲求』や5段階目の『自己実現の欲求』はどうでしょう? これが完全に満たされている方は今も少ないんじゃないでしょうか?」

昭和後期、バブルの時代には高級車やブランドものの時計やバッグにお金を投じる人も多かった。

「しかし4〜5段階目は結局、物質によっては満たされないんです。そして、我々のビジネスは、ここにコミットしているんです」

考えてみれば、SNSの流行も『承認欲求』と関連があるのかもしれない。ライザップのビジネスの成功は『承認欲求』と『自己実現』を満たすシステムをつくったことにあったのだ。

◎気づけば東京駅に到着、なんてことは起きない

瀬戸は北九州の生まれ。ライザップのビジネスの萌芽は彼の高校時代にあった。

「当時の私の彼女。身長152cmで体重が70kgあったんです。『本気で痩せたい』と言うから、私も本気でサポートしました。毎日、何を食べたか確認して、励まして、時には一緒に走ったり……。すると彼女は3か月で48kgにまで減量し『クラスで一番かわいい』とまで言われるようになったんです。人は、誰かが本気でサポートし、寄り添えば変わるんだと知った瞬間でした。ただ、彼女はモテ始めて大学生と浮気し、私はフラれちゃったんですが(苦笑)」

彼自身にも成功体験があった。

「この悔しい気持ちをバネに、自分も大学へ行って、人生を変えたいという熱い想いから勉強にのめりこんだんです。それこそ、3日徹夜して3時間寝てまた勉強、とか。その結果、30程度だった偏差値が60を超え、東京の大学に合格できました」

その後、彼女と自分の成功を分析すると、まず『目標を決め、ここから逆算してやるべきことを決める』ことが大切とわかった。

「ふと気づけば東京駅に着いていた、なんて人はいないように、みんな『東京駅に行く』とまず目的地を決め、そのためには何時何分の電車に乗る、と決めていくから東京駅に着けるんです」

ちなみに、ダイエットの方法は「誤解を恐れず言えば、本に書いてある」らしい。受験勉強も参考書は千円程度で買える。それより『三日坊主で終わらせない』メソッドのほうがよほど難しい。

顧客の求めている商品・サービスを 提供できるのが本物の『プロ』

No image

「でも世の中を見てみると、長続きさせるソリューションはどこにもなかったんです」

塾も、ジムもそう。一緒に目標を決めてくれる人や、自己実現を応援し、日々の進化を喜んでくれる人がいるわけではなかった。

瀬戸が話す。

「僕自身は『プロセスも目的の一部』と考える癖があります。仮に20万円の時計が欲しくて、嫌だと思いながら必死で働いて買ったとしましょう。これでは達成した時だけしか幸せではなく、きっと将来もっと高い時計が欲しくなるでしょう。そうでなく、必死で何かに取り組むこと自体も目的の一部と考えるんです。『今日はこんなにがんばれた!』と幸福を見いだすと、人はがんばれるようになります。がんばっている間も幸福、達成すれば幸福、次の目標ができても幸福になり、その向こうに自己実現という結果が出るのです」

要するに、彼自身は「がんばれる人」なのだ。だが、世の中の多くの人はそうではない。

その後、彼は大学を中退して起業。健康食品販売のビジネスを始め、おからを主原料にした「豆乳クッキーダイエット」をヒットさせた。

この時、「それでも痩せない」と悩む人に親切心で結果が出るよう指導すると――彼はふと、現在のビジネスモデルのすべてを思いついていた。

◎結果を出さなければお金をもらうに値しない

CMでおなじみの「結果にコミットする。」は瀬戸にとって座右の銘のようなものでもある。ジムのマシンを使うように腕を上げ下げしながら言った。

「トレーニングは手段で、お客様が求めているのは、痩せたいとか、理想的な体を手に入れたい、といった『結果』です」

そこで瀬戸は「トレーニングのやり方を教える」「ジムの機器を使ってもらう」といったことにお金をもらいたくない、と考えた。

「例えば『ライザップ ゴルフ』を始めた時も、当社と契約したレッスンプロの中には『30日間で満足できなければ全額返金保証』というシステムを見て『これじゃ返金が相次ぐ』という声が多かったんです。でもそれは逆。その時、お客様が本当に求めているものは何なのか問いかけました。お客様はレッスンをしに来ているわけではなく、ゴルフが上達したいと思って来ている。そんなお客様には、レッスンでなく、結果に対して対価をいただくべきです。『結果にコミットする。』とは言い換えれば、『顧客が求めているものを必ず提供する』という、気持ちそのもの。真摯にその想いを抱き、それを実現できる者だけが、本物のプロフェッショナルだと私は考えています」

結果を出さなければお金をもらうに値しない——そう考えレッスンプロとプログラムを作り実施すると、今度はトレーナーが『なぜ今まで漫然と教えていたのか』『なぜ今までお客様の結果にコミットしなかったのか』と変わってきた。

「本来は顧客が求めているものを提供すべきで、『結果思考』をする人こそが、本物の『プロ』です」

そして、現在までこのビジネスはなく、受験や社員教育など、教育が必要な分野、すべてに応用可能。だから瀬戸のビジネスは「日本を変える可能性がある」とまで言われているのだ。

「改めてそう言われると恐縮ですが(苦笑)、我々が『人は変われる、一生輝けることを証明したい』と考えていることは事実です」

続く。

瀬戸社長の考えるRIZAPの未来は9/16発売のDIMEで!

オンラインでのご購入はこちらから!
Amazonhttp://amzn.asia/3dhuICT楽天http://books.rakuten.co.jp/rb/15115443/7nethttp://7net.omni7.jp/detail/1205579111

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

コラム総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
【あなたならどうする?】飛行機で知らない女性が「足が痛い。席を譲って」→ 断った結果...その理由がもっともだと話題に
飛行機の搭乗券に「SSSS」とプリントされたらヤバいことが起こるらしい...
中国発・日本人を壊す「猛毒食品」衝撃の実態
シャワーでエッチしようと思ったら...想像とは違ったこんなコト4つ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加