試験で81点をとった息子(12)を路上遺棄した母、警察に「できない子は要らない」引取り拒否(中国)

試験で81点をとった息子(12)を路上遺棄した母、警察に「できない子は要らない」引取り拒否(中国)

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  • 更新日:2019/03/15
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学歴が将来の職業に直結するとされている中国では、優秀な大学へ我が子を入学させたいと願う親が多く、子供たちは大きなストレスとプレッシャーを抱えながらも親の期待に応えようと日々勉強に励んでいる。しかしこのほど河南省で、母親が期待する成績をとれなかった12歳少年が、母の怒りを買い、路上に遺棄されるという出来事が起こった。地元メディアをはじめ『Oddity Central』などが伝えている。

2月22日、河南省洛陽市に住む12歳のYang(ヤン)君が混雑した路上に遺棄された。

この光景を目撃した通行人の話では、Yang君の母親は止めた車からYang君を引きずり降ろし、叱り飛ばして叩いた後、自分だけ車に乗ってその場を走り去ったという。その後、通行人から通報を受けた古城乡等警察が、遺棄された路上近くをうろついているYang君を発見し、パトカーに保護した。

警察官に「君を殴ったのはお母さんなのか?」と聞かれると、Yang君は「はい。僕が試験でいい成績をとれなかったから」と答えた。Yang君の試験の成績は81点で、少なくとも95点を期待していた母親は息子の成績を知ると逆上し、子供を置き去りにする行為に及んだようだ。

警察はその後、目撃者から聞いた車のナンバープレートにより母親の身元を突き止め、電話連絡をした。警察官が警察署に連れて来たYang君を引き取りに来るよう母親に伝えると、母親はそれを拒否。「それなら逮捕するぞ」と警察官が脅すも、母親は「好きにすればいい。逮捕でもなんでもしたら? とにかく私はそんな子はもう要りません」と言い切った。

地元メディアによると、Yang君は1時間ほど警察署で過ごした後、迎えに来たおじに連れられて帰ったそうだが、果たしてYang君が母親のもとへ戻ったのかは不明ということだ。また警察がその後、この母親を逮捕したのかということについても明らかにされていない。

中国において「高考(ガオカオ)」と呼ばれる全国大学統一入試(日本のセンター試験にあたる)は、何百万人もの若い学生たちの未来を左右する登竜門として、非常に深刻に受け止められている。だからといって親が期待する成績をとれなかった子供を路上に遺棄するのは筋が違う。この件が中国のソーシャルメディアに拡散されると、母親の行為に対して非難の声があがり、このニュースを知った人からも「なんて無責任な母親」「子供がかわいそう!」「母親って、どんなことがあっても子供を支えなければいけないはず。なのにこんなふうに遺棄するなんて酷すぎる」「自分の満足する点数をとれなかったぐらいで何よ! いったいどんな母親なの!?」「子供は商品じゃない。それに子供ひとりひとりが異なる才能を持っていると思う。躾はもちろん大切だけど、こんなふうに愛情の欠片も見せない態度で子供を侮辱し放置するのは凶悪でしかない」といった声があがっている。

画像は『Oddity Central 2019年3月11日付「Mother Abandons 12-Year-Old Child in the Street for Not Performing According to Expectations on Exam」(Photo: ken19991210/Pixabay)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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