【球界ここだけの話(1111)】大谷の移籍先の鍵を握る起用と育成のプラン

【球界ここだけの話(1111)】大谷の移籍先の鍵を握る起用と育成のプラン

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  • 更新日:2017/12/06

いよいよ日本ハム・大谷翔平投手(23)の米大リーグ移籍交渉が本格化してきた。すでにジャイアンツ、ドジャースの2球団との会談を終えたという。恩師、栗山英樹監督(56)も「とにかく翔平にとって一番いいチームに行ってほしい。行くチームは大事だよっていうことは伝えてあるから」と心配する移籍先選びの焦点となるのが、投打二刀流の起用プラン。そして、現時点で日本球界最高峰のポテンシャルを備える大谷をどう成長させてくれるかだ。

投手をしながら、打者としても出場を目指す場合、可能性が高いのはア・リーグならばDH。DH制のないナ・リーグならば、今季は一度もなかった野手での出場を増やしていくしかない。

今季、大谷を担当していたア・リーグのスカウトは「かつてのオルティス(元レッドソックス)のようなDH専門の選手がいるチームでは打席数を増やすことは難しいだろう。でも、今はDHをローテーションで回しているチームも多い。そういうチームなら、大谷は必ずフィットする。私も最初は投手としてみていたけど、打者としてのポテンシャルは高い」と語る。一方、大谷を高校時代から見ていた日本のスカウトは「本当はショートをできるぐらいの守備の能力がある。日本でショート・大谷も見てみたかったな」とコンディションさえクリアできれば、野手での出場も十分に可能とみている。

日本ハムもこれまで本人と栗山監督、球団幹部が話し合いながら、その時々に応じて起用法を模索してきた。固定概念を消し去り、2016年の「1番・投手」や「DH解除→抑え」での起用や今季の「4番・投手」などを実現できた。

“2次選考”に残った7球団には智将と呼ばれるカブスのマドン監督や各球団に有能な首脳陣がいる。交渉期限はあと2週間。まだまだ、伸びしろが計り知れない23歳を新天地はどう生かしてくれるのか。日本で何度も球界の常識を覆してくれた大谷の決断を楽しみにしている。(桜木理)

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大谷翔平投手

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