金髪碧眼でほどよくマッチョ。1977年に登場したゲイ人形「ゲイ・ボブ」の歴史

金髪碧眼でほどよくマッチョ。1977年に登場したゲイ人形「ゲイ・ボブ」の歴史

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  • 更新日:2018/02/16
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image credit:Christy Havranek

今から約40年前、1977年のことである。世界初とされるゲイ人形「ゲイ・ボブ(GAY BOB)」が発売されて一大センセーションを巻き起こしたそうだ。

ゲイではない発明家のハーヴェイ・ローゼンバーグ氏が考案したものなんだが、今見てもけっこうイケてて時代を先取りしている感がある。

金髪碧眼でほどよくマッチョ。ロールアップデニム×シャツ姿の「ゲイ・ボブ」は片耳にイヤリング、レザーバッグ、ゴールドのネックレスなどを身に付けており、そっち系で人気のスタイリッシュなコーデである。

さらにこの人形ならではの身体的な特徴もある。
わかるだろ、そう、息子スティックさ。

アメリカ人俳優をイメージした世界初のゲイ人形

1978年のAP通信社の記事によるとローゼンバーグ氏は「ポール・ニューマンロバート・レッドフォードを掛け合わせたような感じ」のイメージでこの人形を作ったらしい。

クローゼットをモチーフにしたボックスに入っており、おしゃれさんなのでファッションカタログも付属していた。

価格は1体19.50ドル(現在の約75ドル、約8100円)だった。

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「クローゼットを出る」が意味すること

で、どうやら「ゲイ・ボブ」が入っていたクローゼットをモチーフにしたボックスには深~いメッセージが込められていたようなんだ。

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付属のファッションカタログには次のように書かれていた。

やあ男の子に女の子、そして大人たち、私は世界初のゲイ人形「ゲイ・ボブ」だよ。どうして私がクローゼットに詰め込まれているか不思議に思うだろう?

「クローゼットを出る」っていうのは本当の自分を認めて、それがどうであれこれ以上恥じないってことを意味するんだ。ゲイは「(ゲイであることを)もう恐れない、もう恥じない、もう隠さない」ってことを説明するときにこの表現を使うよ。

それに続けてこんなメッセージも掲載されていた。

ゲイって異性愛者と何ら変わらないんだ。もしみんながクローゼットを出ることができれば怒り、不満、恐怖がなくなるんじゃないかな。

自分を恥じない人はより魅力的で親切で理解力がある。自分に正直でいることは簡単なことではないよ、とても勇気がいることだよ。でもだからこそ覚えておいて欲しい。

「ゲイ・ボブ」だってクローゼットを出る勇気を持てたんだ。だからあなただって、ね?

1977年当時、まだアメリカでは同性結婚が法律で認められていない州もあり、特に田舎町や農村部ではゲイの存在は隠すべきものだったという。

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そんな中、名前からしてゲイな「ゲイ・ボブ」の登場は相当な衝撃だったんじゃないかな。

その後、LGBTにちなんだ人形がいろいろと発売されたようだが、ゲイ・ボブはその草分け的存在ってわけだ。

ちなみに「ゲイ・ボブ」に興味がある人はeBayで手に入るみたいなのでチェックしてみるといいかもだよ。

References:Huffington post/Dangerous minds/eBayなど / written by usagi / edited by parumo

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