会えたらラッキー!「ピンクの妖精」というアルマジロを発見 アルゼンチン(動画)

会えたらラッキー!「ピンクの妖精」というアルマジロを発見 アルゼンチン(動画)

  • ハザードラボ
  • 更新日:2018/05/27
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珍しいピンクのアルマジロ(Willy EscuderoのYouTube動画より)

南米アルゼンチンでは、「ピンクの妖精」と呼ばれるアルマジロがいる。絶滅危惧種のレッドリストや世界自然遺産の審査機関「国際自然保護連合(IUCN)」は、目撃情報がほとんどないことから、「情報不足(Data Deficient)」扱いしているほど、珍しい存在なのだ。

私たちがよく知っているアルマジロというと、全身がウロコのような硬い皮膚で覆われていて、敵の気配を察するとダンゴ状に丸くなるミツオビアルマジロだ。

アルマジロには20種類ほど仲間がおり、大きさも体長10センチから100センチほどとさまざまだが、今回紹介するピンクのアルマジロは、英名「Pink fairy armadillo 」、日本語で「姫アルマジロ」と可憐な名前がつけられている手のひらサイズ。

アルゼンチン西部のアンデス山脈に広がるメンドーサ高原は、年間を通してほとんど雨が降らない乾燥した砂漠地帯だが、ごくまれに雨が降ったあと、体長10センチにも満たないピンクのアルマジロが目撃される。

YouTuberのウィリー・エスクデーロ(Willy Escudero)さんが撮影に成功したアルマジロは、4本の足を必死に動かしながら、砂を掘り進めるようすが健気だが、なかには存在に気づかないドライバーが車で轢き殺す事故も少なくないという。

アルゼンチン国家科学技術研究評議会の保全生態学者マリエラ・スペリナ(Mariella Superina)さんは、この動画を見て「13年間の研究生活で野生種は初めて見ます」と驚いた。このアルマジロの背中がピンク色に見える理由は、血液を送りこむことで、ラジエーターのように体温調節をしていると考えられているが、雨に濡れるとそれができなくなることから、地下の巣穴から地上に現れることがあるという。

この習性を知っている密猟者がペットとして売りさばこうと捕まえるケースも少なくなく、たとえ生きたまま捕まえても、95%は8日以内に死亡してしまう。硬いよろいをまとっていても、名前のとおり妖精のように儚い生命なのだ。

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