
23日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、民間調査会社が実施する「都道府県魅力度ランキング」について、マツコ・デラックスが独自の見解を示した。
■栃木県に387人のPR大使
番組では「栃木県のPR大使多すぎ問題」を調査。2020年、民間調査会社の「都道府県魅力度ランキング」で最下位になった栃木県に、PR大使が387人存在することを紹介する。
担当者に話を聞くと若干テンションの低い声で大使が多いこと認め、その役割は基本的に一緒であると説明する。番組は「がっかりせずPR頑張ってください」と励ましのナレーションを入れた。
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■「魅力度ランキング」に持論
VTRを見たマツコは「私は栃木が最下位なんて信じられないですよ。申し訳ないけど」と持論を展開する。
そして「かと言って、どこが最下位かって言われると困るんですけど」と付け加えると、村上信五も「そこですよね」と同調。マツコは「私さこれさ、やめたら、これ?」と提案。村上も「急に最下位なったとこは、立ち位置わからんもんね。『最下位になりました』の」と同調した。
■持論に賛同の声
マツコはこれまで最下位が続いていた茨城県に触れ「茨城がね、懐の大きいところ見せて、引き受け続けてくれたら良かったんだけどね、ネタにしてさ」とコメント。そして、「なんか、まあいいけど。勝手にやってください」と笑った。
魅力度ランキングを「もうやめたら?」と発言したマツコに視聴者から「ランク付けする意味がよくわからない」「栃木県民としては、本当に迷惑な話」「たしかに必要ない」と同調の声が上がる。
ただし「茨城はずっと耐えてきたんだし、栃木は魅力を上げる努力をすればいい」「気にしなければいい」「調査はあってもいい」という指摘も出た。
■栃木県知事が抗議する一幕も
魅力度ランキングについては「指標になる」という声がある一方で、下位となった都道府県が不満を顕わにすることも多い。2020年には、最下位になった栃木県知事が東京の民間調査会社に出向き、評価方法の見直しを求めるなどして抗議する一幕も。
都道府県にはそれぞれに魅力があるなかで、格付けすることを快く思わない人もいる様子。それだけにマツコの「やめたら?」という提言を一理あるものと感じた視聴者が多かったようだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)